2009年1月31日土曜日

私的録画補償金とダビング10に関して

 文化庁は30日、次世代DVD「ブルーレイ」の録画機とディスクへの「私的録画補償金」の課金を、4月1日から実施する方針を決めました。課金の対象機器に追加する著作権法施行令の改正案を近く公表し、国民や関係団体の意見を募ります。ただ機器メーカーなどが課金に難色を示しており、課金の開始時期は流動的だという記事がありました。
 私的録画補償金は、放送番組などの録画に使われるデジタル機器の価格に上乗せする著作権料の一種で、現在はDVDが主な対象になっています。ブルーレイへの課金は、地上デジタル放送の複製回数を1回から10回に緩和する「ダビング10」実施の条件として、昨年6月に文部科学、経済産業両省で決定しました。しかし補償金徴収で協力が欠かせない機器メーカーの同意が得られず、昨年7月のダビング10実施後も課金できない状況が続いています。
 今までは「コピーワンス」というもので、これは、放送信号に、「一回だけコピー可能」という制御信号をつけてある放送で、デジタル録画機でのダビングを制限するための仕組みです。「一回だけコピー可能」ですが、他のデジタル録画機器へのダビングができなくなります。デジタル放送の番組を録画(コピー)できるが、例えば、HDDからDVDへダビングすると、HDDの元映像が消去され、手元には録画(コピー)が一つしか残せないというルールです。また、DVDにコピーすると、HDDの元映像が消去され、映像が移動したかのように見えるので、これを「ムーブ」と呼んでいます。VHSなどのアナログ録画機は、制御信号の影響を受けないので従来どおり、録画・再生が可能です。
 「ダビング10」では、これをコピーは9回、ムーブは1回まで可能にするという緩和されたルールのことです。作品の著作権維持のための制度です。

2009年1月30日金曜日

あの「ブッシュ靴」が像になった

 バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領(当時)に靴を投げつけたイラク人のザイディ記者をたたえる「靴の像」が同国北部ティクリートに作ったそうです。ティクリートは故フセイン元大統領の故郷です。この靴の像には「栄光と寛容の像」と名付けられているそうです。台座には「われらの口が真実を語るまで沈黙を」などと刻まれていてこの像は彼に対する最も控えめな感情(称賛)の表現だと語られているそうです。
 拘束中のザイディ記者は先月14日、会見中に「犬め」と叫びながら左右の靴をブッシュ大統領に投げつけたもので、「外国の元首への侮辱」の罪で起訴され、昨年末に公判が予定されていましたが延期中だそうです。
 あのシーンを見て、世界のどれだけの人が、自分の感情をあの記者側に持っていったでしょうか。ブッシュ前大統領は、後に歴史で、どう評価されるのでしょうか。

今年の話題・注目商品

 電通総研がまとめた「消費者が選んだ2008年話題・注目商品ベスト10」で、任天堂の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」が1位だったそうで。2位は宮崎駿監督のアニメーション映画「崖の上のポニョ」、3位は「地デジ対応大画面薄型テレビ」だそうです。景気低迷や物価上昇による消費者の低価格志向を受け、大手スーパーなどが販売する自主企画商品(PB)などの「割安商品」が4位だそうです。
 以下、5位はニンテンドーDS、これは昨年1位でした。6位はワンセグ対応端末、7位は電子マネー、8位は花畑の生キャラメルが昨年10位圏外からランクインです。9位はコンパクトデジタルカメラ、10位はエコグッズとなっています。
 電通総研は「大ヒットは少なく、家庭で使う商品が多い。生活を守るため、消費者が無駄遣いをしない姿勢を強めているのでは」と分析しているそうです。調査は11月1~3日、全国の15歳以上の男女各500人にインターネットで実施したものだそうです。
 日本のビッグネーム企業が相次ぐ赤字決算なのに、任天堂だけが売上高過去最高を記録、不況で外に出歩かない中での家庭用ゲームの人気ということでしょうか。3位の割安なPBに加えアウトレットモールがランクインしていますが、昨年はトップ10圏外でした。

2009年1月29日木曜日

不景気で映画が中止

 東映は、2009年1月17日から公開を予定していた映画「ふうけもん」の公開中止を発表しました。東映のリリースでは、映画を製作したJ&K INTERNATIONAL側の諸事情により配給を断念し、既に配給契約は解消済みとなっており、前売り券の払い戻しなどに東映は応じられないということだそうです。
 映画「ふうけもん(主演:中村雅俊)」は、10月に行われた東映のラインナップ発表会でも紹介され、100~150館程度の規模で公開される予定でした。撮影は3月頃に行われ、編集作業もほとんど完成していただけに、J&K側もなんとか公開にこぎつけたいと話しているようですが、未だ一部出演者のギャラも未払いという報道もあります。
 不景気はこんなところまで及んでいるようです。テレビの世界も大変で、大物司会者の降板、こうギャラのタレントから局アナへ、お笑い番組の生放送が増える、再放送で穴埋め、スポンサーがつかないのでCMの代わりに番宣、今一番元気なのはNHKだけでしょうかね。

2009年1月28日水曜日

庭に埋めていたお金が盗まれた

 佐賀県の民家で昨年10月、庭に埋めて貯蓄していた現金約3億6,000万円が盗られたそうです。所有者である、この家の住人は昨年12月に80代で亡くなったそうです。約40年かけて、老後のために蓄えていたそうです。十数年前から、銀行は金利が低いから手元に置いておくほうがいい、たんす預金だと火事でなくなる可能性もあるからと、容器に現金を入れて埋めていたそうです。
 ここで思うのは、老後のために貯めていたそうですが、そのご本人は80代とか。いったい老後って何歳からなのでしょうか。庭に埋めるという行為と、タンスに入れるという行為、どちらが安全なのでしょうか。鍵がかかる家に埋めるのと、予想されない庭に埋める、どちらが安全でしょうか。
 おそらく毎日気になって仕方がなかったのでしょうね。いつ買うつもりだったのでしょうかね。お金って使うためにあると思うのですがね。

針治療で体がだるい

 針を打ちました。首と方が非常に痛く、凝っているを通り越してかちんかちんに堅い状況です。針を何本も刺しました。結構ちくちくして痛いものですね。
 パソコンに毎日向かっているので、腕にも針を刺しました。治療後はこりがとれた感じがしましたが、翌日の今日、結構だるくなりました。筋肉の緊張をほぐしたからだと言われましたが、腕も重い感じがします。
 腰に針を刺したことがありますが、そのときは堅すぎて針が刺さらないと言われました。どんな体してるんやと思いましたね。
 でも、結構効きますよ。1ヶ月に一度はやろうかと思っていますが、やはり勇気がいりますね。だいたい注射が嫌いなのですから。
 体のメンテナンスは大事ですよ。

医療現場が大変です

 三重県は、医療・看護系の大学や専門学校で学ぶ外国人に年間授業料相当額の奨学金を給付するそうです。在住外国人の多い自治体では、通訳不足から各医療機関で外国人患者への対応が問題となっており、外国語の医療用語を話せる看護師などを育てるのが目的だそうです。
 医師不足、看護師不足は深刻です。介護の現場でも人手不足が心配されています。外国人に労働力を拡大することが求められています。しかし、日本では、現場も含め教育の場からもその体制が整っていないのが現状です。
 医療の現場の悲惨さ、十分な医療が提供できない状況にあります。政府のやるべきことも十分ありますが現場でも今までの概念とはことなる発想が必要なのでしょう。現場も変わらなければなりません。
 私たちの命に関わることですから、緊急性が問われます。本当に大変な状況です。それをまず私たちも自覚しましょう。
 最近テレビ番組でも医療を取り上げる題材が多いです。僻地医療から救急救命、ドクターヘリや病院存続の問題、難問は山積ですね。

2009年1月27日火曜日

もしサラリーマンをやめたら

 たった1日で6万人もの人をリストラというアメリカの記事がありました。派遣切りが問題になっている日本、今度は正社員切りです。
 いつも思いますが、サラリーマンをやめると何をすればよいのか。30歳代ならまだしも、40歳代、50歳代でサラリーマンを首になるのは本当つらいですよね。
 50歳でコンビニエンスストアーの店長になるという人と会いました。いろんな職業を経験され、ずっと勤め人ですが、このたび脱サラということです。
 今自分になにができるのかを問いただしてみても、すぐに答えが出る人は少ないかもしれません。でも、かつてと違い、今はパソコンがありインターネットがあります。グーグルアドセンスやアフィリエイトなどの収入を得る手段もたくさんあります。賛否両論はあるでしょうがネット取引による個人投資家の道もあります。
 真剣に自分と向き合って、最初からだめだ無理だと考えずに、どうすれば収入を得る手段を確保できるかを考えてみましょう。

2009年1月26日月曜日

朝青龍が優勝しちゃいました

 大相撲初場所で朝青龍が復活優勝を遂げました。場所前はさんざん攻撃をしていた相撲協会やマスコミまでもが手のひらを返したような反応です。朝のテレビ番組で、北の富士、大鵬のかつての土俵際の例を出して今回の朝青龍の件と重ね合わせて報道していました。横審とか言うグループは何の発言もないですね。場所前に、朝青龍はだめだとかこれで引退だとか言っていた人たちはどうしてテレビに出てこないのですか。
 テレビ視聴率は優勝決定戦で35%と、連日の観客動員や話題性からかなり相撲人気に貢献しています。そもそも相撲は格闘技ではないのでしょうか。強い選手が勝つのが格闘技です。気持ちが高ぶれば。勝負中のだめだしや勢い余っての行動はよくあることです。それをおもしろおかしくいちいち取り上げるマスコミの品のなさも感じられた場所だったような気がします。
 朝青龍の髷を結っていた方(千代の富士の髷も結っていた)が、朝青龍の後輩の面倒見の良さを話していました。NHK大河ドラマ「篤姫」の名台詞ではないですが、片方を見て沙汰するな。。。少し意味合いが違いますが、ある側面だけでその人すべてを否定する風潮はいかが何ものかと思います。あまりにも日本人は行儀が良すぎると感じます。伝統を重んじることは大賛成ですが、格式にこだわるあまり大事なことが見え何のもどうかと思います。伝統浜持つものですが、形式は時代に流れに対応するのが良いと思います。少し抽象的ですが格闘技は強いものが勝つ(八百長はだめよ)ものです。
 それにしても本割りで白鳳が勝って、決定戦で朝青龍が勝つ。本割りは協会等の対面を保って、決定戦で実力勝負、ちょっと穿った見方ですが、本割りの朝青龍の立ち会いからそんな疑惑を感じてしまいます。最近、ものごとをまともにみられなくて...

2009年1月23日金曜日

相乗り衛生が打ち上げ成功

 「相乗り」なんてテレビ番組がありますが、これは宇宙衛星の相乗りの話です。
 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は23日午後0時54分、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」を搭載した国産ロケット「H2A」の15号機を、鹿児島県種子島の宇宙機構種子島宇宙センターから打ち上げ、目的の軌道に投入することに成功しました。いぶきは打ち上げから約16分後に高度約670キロで分離され、地球を南北方向に回る軌道に入ったそうです。
 いぶきは宇宙機構と環境省、国立環境研究所が開発。地球の温室効果をもたらす二酸化炭素とメタンの観測が目的で、。これまで観測場所は約280地点しかなかったのですが、いぶきは上空から約5万6000地点で測定するそうです。総事業費は打ち上げを含め約346億円。ちなみに、宇宙航空研究開発機構は独立行政法人です。
 今回、搭載された超小型衛星は、SDS―1(宇宙機構)▽スプライト観測衛星(東北大)▽まいど1号(東大阪宇宙開発協同組合)▽かがやき(ソラン)▽KKS―1(東京都立産業技術高専)▽STARS(香川大)▽PRISM(東京大)の7基が相乗りしているもので、まさに相乗り衛星です。
 なかでも「まいど1号」は、大阪府東大阪市の中小企業が開発した小型人工衛星で、不況の中大阪下町のど根性を見せたるというもので、ライン観測の基礎データーを集めるそうです。

2009年1月22日木曜日

27歳の若者があの感動の演説を書いた

 20日に就任したオバマ米大統領の就任演説原稿の責任者だった首席スピーチライター、ジョン・ファブロー氏は弱冠27歳だそうです。演説草稿はワシントンの人気コーヒーチェーン店などで書き上げたそうです。
 東部マサチューセッツ州出身。地元の小さな大学を03年に卒業後、ジョン・ケリー民主党上院議員の陣営に参加し、2004年大統領選に出馬したケリー氏の演説草稿を担当したのが政界とのなれそめだそうで、なんと23歳の頃です。
 オバマ氏との出会いは同年夏の民主党大会で、基調演説を練習していたオバマ氏に言い回しを具申したのがきっかけだと新聞には書いてありました。オバマ氏は「多様の統一」を訴えたこの演説で全国的に知名度を高め、大統領選の階段を駆け上ることになったのですから、恐るべし23歳です。2005年にオバマ陣営に参加したそうです。
 言葉は人を魅了します。言葉は人に感動を与えます。言葉はその人を裸にします。
 今日本の政治家の言葉が軽んじられていて、底が浅いといわれています。失言は本音ですからね。言葉には言霊が宿んでいます。言葉は相手の心に突き刺さり、一端発したらもう二度と消えることはありません。言葉には言霊が宿んでいます。
 それにしても、オバマ大統領のスピーチは感動しましたね。

日本の政治はどうなるのか...

 民主党石井一副代表の麻生総理への代表質問が批判されています。当然でしょうが、12問の漢字問題を総理に出すという、なんとも情けない風景が、我々の税金を使って行われました。周りの人も止めなかったのでしょうかね。
 アメリカの民主党は、華々しく希望の星が感動の演説を行い、全米の一新の期待を集めています。かたや日本の民主党は、良識ある長老が、我々の税金を使い、貴重な質問時間を無駄に使っています。これが日米の永遠の差なのでしょう。
 官僚政治からの脱却、官僚支配から政治主導へと、声高に政治家が叫んでいますが、これは言い換えれば、今までずっと、政治家が無能だといいううことをカミングアウトしているように聞こえます。国のトップがころころ変わり、一内閣一閣僚といっておきながら内閣改造で大臣がころころ変わる。大臣就任は長くても2年、これじゃなんにもできません。大臣はタダ大臣になれればそれで箔がつくので、地元の陳情にも答えられます。「元大臣」の肩書きを取りに行っているようなものです。その人の能力は関係なく、所属グループからの推薦で大臣になれます。よく言われる当選回数順というものです。若いと大臣になれないのです。
 アメリカは4年は、どっしりと政策ができます。中間選挙という、2年に一回は国民から評価されます。日本は選挙をしなくても、総理大臣は内輪で決めることができます。
 話が変わりましたが、国会質問の情けない状況を見ると、同時に華々しいオバマ大統領の姿を見ると、考えさせられることが多いです。

2009年1月21日水曜日

携帯電話は小中学校で禁止

 文部科学省は20日、子供の携帯電話について、小中学校への持ち込みや校内での使用を原則として禁止すべきだとする指針を出す方針を固め、月内にも各教育委員会や学校に通知するそうです。文科省は昨年7月、各教育委員会や学校に対し、携帯電話を巡るルールを明確化するよう通知しています。一方、東京都の石原慎太郎知事は「情操教育からしつけにかかわることだし、本当は親が判断することだ」などと発言しています。
 携帯電話は、悪なのでしょうかね。陰湿化、複雑化、潜行化しているいじめのツールはネット、それも携帯によるもので、便利は、手軽になり、それは悪をも手軽にすると言うことなのでしょう。
 かつて新潟に住んでいるときに、上越新幹線が開通したとき、東京都の距離が近くなり、便利になった分、東京の負の文化も新潟という純な土地に流れ込み、子供の風紀が乱れたと言う話を聞いたことがあります。
 携帯電話は悪なのでしょうか。親のしつけが問われていることなのでしょうか。

オバマ大統領就任式はすごかった

 オバマ大統領就任式を見ました。史上空前という言葉が何度も出てくるぐらいの、盛大なセレモニーでした。オバマ大統領のイラクからの撤退、市場主義からの転換など、ブッシュ前大統領の前で今までの政策を否定しているときの、オバマーブッシュのショットが印象的でした。
 それにしても、全米の8割以上の人が指示している大統領、カーター大統領以来とか。とにかく今のアメリカを何とかしてくれるとの期待が高すぎて、オバマ大統領がつぶされなければよいがと心配するくらいです。でも、これだけ、アメリカをだめにした、世界を巻き込んだなど、すべてを否定されたブッシュ前大統領も立場がないというか、歴史の中で最悪の大統領と位置づけられるのでしょうか。彼の8年間はなんだったのでしょうか。
 ブッシュ前大統領が行ったのは、イラクに大量の爆弾を投げ込み多数の人間を殺戮したこと、テロとの無期限の戦いの構図を作ったこと、市場経済のなのもと、ヘッジファンドを好き放題にさせておいて経済をめちゃくちゃにしたことでしょうか。
 オバマ大統領は、この2年間(次回に中期案選挙まで)に、このよく言われる負の遺産を処理することが義務づけられているのですから、最初から大変な状況ですね。オバマ人気は、まさにブッシュ批判と対応する感じがします。
 強いアメリカは復活するのでしょうか。

2009年1月20日火曜日

野茂はやはりすごい

 日本人プロ野球選手が、今年も米大リーグに挑戦します。新たなる挑戦には声援を送りたいです。
 既にメジャーで大活躍している選手もいます。彼らが活躍することで、日本市場は優良との評価を勝ち得たといえるでしょう。
 でも、これだけの日本人が米大リーグへの道を切り開いたのは、開拓者である野茂英雄投手でしょう。テレビで古田敦也前ヤクルト監督との対談が放映されていましたが、近鉄とのいざこざで半ば背中から石を投げられるような感じで渡米した野茂選手が、その後二度もノーヒットノーランを達成する活躍をしたことが、後の日本人大リーガーを生んだと言っても過言ではないでしょう。野茂英雄の功績は、計り知れないものだと思います。
 何事でも、先駆者は大変なものです。大地に道を造るパイオニアは、いろんな抵抗もあり、逆風の中を進むようなものです。その精神は学びたいです。
 テレビでは彼に偉業を、開拓者としてだけでなく、その後の社会人クラブ創設(NOMO倶楽部)で野球界の底辺拡大に貢献していることもあげています。

2009年1月19日月曜日

心肺同時移植が成功したそうです

 大阪大学病院で、心肺同時移植が無事成功しました。心肺同時移植の待機登録をしたのは2003年8月で、それから待ち続けて5年5か月、ようやく条件の合う臓器提供者が現れたそうです。
 心肺同時移植は、胸の中をそっくり入れ替えるのに近い大手術で、切ってつないだ個所は今回の場合、上下の大静脈、大動脈、気管の4か所だけで、新しい心肺を植えるのは技術的に難しくないそうですが、移植患者の胸部には細かい血管が伸びており、弱った臓器をはがして摘出する作業が大がかりになるそうです。また肺は移植後の感染症対策が難しいそうです。
 海外での成績も、5年生存率が約40%とあまり高くない(心臓移植は約70%)そうです。国内では、1997年10月に臓器移植法が施行された後も、心臓、肺の移植の実績が整うまで実施を見合わせていたそうで、待機患者の登録開始後、今回の第1例まで6年近くかかったのも慎重に慎重を期したそうです。
 同時移植を望む患者は心臓、肺それぞれに待機登録する必要があり、臓器提供者が現れた時、どちらかの順位が1位なら優先され、その面では機会があるといえますが、提供者の心臓、両肺のすべてが良い状態で、状態を保つには搬送を2時間以内に抑える必要があり、提供施設が地理的に近くないと無理という制約も大きく、これまでに何度も断念したというそうです。かなり条件が厳しいようです。
 心臓と左右の肺を一つずつ使えば、3人に移植できるものを一人に移植すると言うことで、失敗が許されないかなりのプレッシャーが手術する側にもあったと思います。
 

2009年1月18日日曜日

ホリエモンを見た

 金曜日、日本テレビの「太田総理・・・」の番組で、元ライブドア社長、ホリエモンこと堀江貴文さんがテレビに出ているのを見ました。昨年末からの続きのようで、私がテレビで見るのは今日が初めてでした。結構おもしろかったので、インターネットで調べていると、YouTubeで、過去のシーンも見ることができ、今日はずっとホリエモンを追いかけてYouTubeを見ていました。「太田総理・・・」のあの番組は結構好きで、録画して見ていますが、たまる一方で、ほとんど見ることができていない状況ですが、先週のはたまたま見ることが出来ました。
 日曜日は朝からテレビを見ていて、朝の6時はTBSに時事放談、フジとTBSの報道番組を見て、NHK討論もおもしろければ見て、10時からはサンデープロジェクトを見るというのが日曜日の朝のパターンです。
 サンプロは今日は決行おもしろかったですね。「竹中vs金子、慶応対決」がおもしろかった。前半の渡辺元行革大臣の離党の話はどうでも良かったので、このコーナーを頭からやってほしかったですね。最後の伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長の話ももっと時間を割いてほしかった。今日はこの2テーマで良かったような気がします。丹羽さんの「日本は人口減少しますが、内需は中国を含めたアジアだ」という発想には恐れ入りました。かつて、どう番組で「アジア共同体に関しては政治より経済が先行している、政治は関係ない」というような発言がありましたが、これもさすがと感心していました。
 ホリエモンですが、久しぶりにホリエモン節を聞きました。定額給付金をNPOに寄付してそれを有効に活用しようという提案は恐れ入りました。政府側からすれば何とも立場のないことですが、非常に良い考えです。ちなみに、「THE JOURNAL」という高野孟さんのインターネットサイトの番組でも登場していたのをYouTubeで発見しました。これも見入ってしまいました。
 

2009年1月17日土曜日

鳥人間コンテスト、経済環境により中止

 読売テレビ(大阪市)は16日、同社制作番組「鳥人間コンテスト」の今年の開催休止を発表しました。昨今の厳しい経済環境のもとで番組制作費を見直す中、安全飛行のためのセットや救助システムなどの予算が確保できないとして決断しました。2010年は開催するということです。 手作りの人力飛行機で飛行距離を競う同コンテストは1977年から続く人気番組で、日本テレビ系列で全国放送されていました。
 大阪の番組制作に関して、東京から 芸能人やコメンテーターなどを呼ぶときも、グリーン車から普通車に変更してもれったるなんて聞きます。4月からの番組改編においても、フリーでギャラの高いキャスターを使わずに局アナを使う傾向にあるそうです。フリーはこういうときに厳しいですよね。
 ドラマに関しても、制作費が縮小されているので、現場は大変だそうです。企業側も、不況の時に圧縮するのは、交際費と広告宣伝費です。スポンサー集めも大変でしょう。
 昼間の番組はドラマの再放送ばかりです。今のトップ俳優の若かりし頃の番組を流したりで、番組放映料の安いものを流していると、ある人が言っていましたが、昼も夜も番組がおもしろくないです。ただ、昼間、作業しながらテレビを見ていて、オンタイムで見られなかった番組を見ることができ、何とか若者についていっているのが私の現状です。

2009年1月16日金曜日

銀行に行って非常にいやな思いをしました

 法人設立のために、口座を作りたくて銀行に行きました。
 まず、都銀にいきましたが、「一銀行に一口座」ので窓口で口座開設を断られました。会社員のとき、転勤で、その土地土地で、新たに口座を開きました。転居とともに、そのままにしてきましたので、今更通帳もありません。その各銀行が今は合併して一つの銀行となり、結果、複数口座を持つことになってしまいました。しょうがないことなのですが、ただ、窓口での対応が非常に冷たい口調で、自分にリスクを負いたくないという風潮が見え見えの対応に腹立たしさを覚えたのと、法人口座への移行を、間接的に拒否されました。都銀すべてです。
 仕方がないので信託銀行に行きました。そこでは、口座を開く条件として投資信託を買えと言われました。今は買わないと言えば、資金が貯まれば買ってもらうので通帳を預かると言われました。なにやら意味がわからなかったので、信託銀行での口座開設はやめました。
 最後に、高金利で夢異な信用金庫にいきました。ここでは窓口で、懇々と定期預金を進められ、挙げ句の果ては普通預金は作っても無駄だと言わんばかりの説得を受けました。
 マネーローンダリング防止で、口座開設に慎重なのはわかります。法人口座が開けないとは聞いてはいましたが、こうも金融機関がひどいとは思いもしませんでした。まったく銀行は...
 1日まわって、いやな思いばかり、銀行にはさせられました。あのしゃべり方、あの態度、あ~もういやだ。とヒステリックになってしまいますが、でも本当にいやです。
 今、世の中はなにかおかしいですね。信用不安とマクロでは言っていますが、私たちのレベルでは信用不安は、銀行の体質にあるようです。

2009年1月15日木曜日

レーザーディスクよ、さようなら

 パイオニアは14日、直径約30cmの円盤に映像や音声を記録するレーザーディスク(LD)のプレーヤー生産を3月で終了すると発表しました。1981年に発売され1990年代に普及したLDの歴史が終わろうとしています。
 国内大手メーカーで最後まで生産していた同社の累計販売台数は約360万台。1998年モデルを最後に新製品の開発を停止しており、在庫がなくなり次第、販売も終えるそうです。修理などのアフターサービスは当面続けられます。主に、カラオケや映画鑑賞に使われていましたが、カラオケでは通信カラオケに押されるばかりです。
 我が家では、LDは高嶺の花でしたから、残念ながらお目にすることはありませんでした。友達が持っていたのをうらやましく思った物です。これも時代の流れでしょうか。そういえば、スナックに飲みに行けば、自動でLDを取りに行くアームの突いた大きなボックスがあったのを覚えています。
 ふとテレビをつけると手塚治虫の鉄腕アトムが放映されていましたが(今度アメリカでもアニメ映画として登場するそうですが)、近未来の設定が、もう手の届くところまできているのではと感じますね。
 Back to The FutuerⅡで、未来の家庭が描かれていましたが、主人公が家に帰れば空間にスクリーンがあって、 言葉を発することで、スイッチのon、チャンネル操作ができるというシーンがありました。これももはや、目の前のことのような気がします。
 HONDAのロボットがアトムに返信するのもそう遠い話ではないのでしょうか。

2009年1月14日水曜日

定額給付金ってどう?

 定額給付金が今話題になるなんて日本はなんて国なのかとつくづく思いますね。今は本当に、世界的規模における経済危機の状況です。アメリカは、デフレ阻止に躍起になっています。ヨーロッパはEUになっての初めての経済危機を迎え、各国が連携して乗り切ろうと必死になっています。イギリスなどは、お尻に火がついた状況で、なりふり構わずという感じで、歴史上とも言うべき利下げを断行しています。
 なのにこの国はなんなのでしょうか。定額給付金ありきで、もう配ることが前提で物事が進み、それを行うかどうかの議論ばかりで、その給付金が有効かどうかの検証もなく、とにかく配ることが前提の議論がむなしく続いているという、そこには国民は不在であることが嘆かわしいですね。
 2009年は「チェンジ」を掲げたオバマ政権下で復活を遂げると期待されます。ヨーロッパもアメリカに遅れて今年か来年には底打ちすると思われます。かなり厳しいでしょうが、日本よりかは早く回復するような気がします。日本がこのままであればということですが...
 なぜ、国民の半数以上が反対している政策を無理矢理押し通すのか、国民を説得できる材料があればいいのですが、それもない。この2兆円の税金ですよ。ここを忘れてはいけません。

2009年1月13日火曜日

朝青龍、勝てば官軍

 マスコミなど、朝青龍がたたかれまくっています。そもそも、休場中にモンゴルでサッカーをしたということで、日頃の態度や日本人横綱がいないなどの欲求不満が爆発したような感じで、本来の格闘技は強さを求めるものからほど遠い話題が注目されています。横綱の品格だの国技だの、相撲だけ特別視されているようです。横綱審議委員会はいったい何なのでしょうか。ここ2日勝ったら「気合いが感じられる」と、場所前の横綱総見でのボロクソな批評はどこへやら。たしか貴乃花は1年近く休場していなかったでしょうか。
 かつて、小錦が横綱に昇進できなかったときは、詳しい事情は知りませんが、相撲はえこひいきだと感じたものです。魁傑ファンで、北の湖に勝ったときはテレビにむかって叫んでいたときから相撲ファンです。朝日国や先代貴ノ花との長い取り組みは印象的でした。私の母は、横綱栃錦にファンレターを送ったぐらいのファンで、その影響からか、夕食を食べながら相撲を観戦するのが我が家の日課でした。
 フジテレビでは小倉キャスター発言が問題となっていましたが、相撲協会の不祥事は、あきれるというか腹立たしいというか、北の湖もその栄光を汚したような気がして残念です。そもそも横綱審議委員会ってなんなのでしょうか。非常に違和感というかあの存在に不快感を感じます。
 頑張れ、ヒール!頑張れ、朝青龍!

2009年1月12日月曜日

イスラエル軍が「白リン弾」使用

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区侵攻で、「非人道性」が指摘されている「白リン弾」を使用している可能性が高いと指摘しました。AFP通信によれば、ガザの病院の医師が、「白リン弾で少なくとも民間人55人がやけどを負った」と証言しました。
 白リン弾のリンは「燐」で、空気と反応して発火、発煙します。ざんごうの敵兵をいぶり出したり、対戦車砲に対する煙幕として有効とされていますが、消火が極めて困難なことや、人体への被害が大きいことから「人間を焼き尽くす兵器」とも言われています。国際条約で明示的に禁止された兵器ではなく、化学兵器ともみなされていませんが、皮膚に触れると骨を溶かすほど激しく燃焼し続け、人体に深刻な被害をもたらすのが特徴です。第二次大戦の空爆などにも使用され、米軍が2004年にイラクで、イスラエル軍も2006年のレバノン侵攻で使用しています。
 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、世界で最も人口密度が高い地域の一つであるガザ地区での白リン弾使用は、国際法に違反する可能性があるとし、イスラエル軍に同弾の使用停止を求めています。HRWは、白リン弾を焼夷(しょうい)弾と位置付け、人口密集地にある軍事目標や、民間人を焼夷兵器で攻撃することを禁じた「特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)第3議定書」に違反する疑いがあるとし、市民被害最小化の予防措置をとるべきだとする国際人道法の義務に反する、と強調しています。イスラエル、米国ともCCW第3議定書を批准していません。
 白リン弾は 現在は主に、発煙弾として使われているが、その使用の是非を巡って論争があり、元英軍少佐の軍事専門家、チャールズ・ヘイマン氏は英タイムズ紙(5日付)に「故意に市街地に投下すれば、国際刑事裁判所行きだ」と指摘しています。
 戦争とはこのようなもので、戦争による技術の進歩は、殺傷能力を競う悪魔のささやきのようなものです。人を殺すことに正義も大義名分も何もありません。かつて日本は、2004年11月にイラク西部のファルージャ攻撃で白リン弾を使用し、多数の市民に被害を出した戦争を応援していました。
 かつての大戦は、天然資源をめぐってのもので、利害が絡んでいるものです。原油価格が下落すると中東で紛争が起きるような気がして、これは考えすぎでしょうが、戦争に決して正義はありません。日本からは遠い場所での話ですが、決して目をそらしてはいけないことだと思います。

 

2009年1月11日日曜日

ディズニーランドが上海にお目見え

 ディズニーランドが上海にもできるそうです。中国は香港と、2箇所にディズニーランドを持つことになります。ディズニーが43%、上海市が57%を出資する合弁会社を設立する。建設費は35億9000万ドル(約3240億円)、2013年のオープンを目指しているそうです。
 アメリカは大量の国債を発行します。中国は昨年10月、日本を抜いてアメリカ国債保有国No1(除米国)になりました。当然、ドルの暴落は、中国にとっても望ましいことではありません。でも、アメリカに対して「国債を売るぞ」なんて脅しがかけることもできますよね。昨年来から2回目になりますが米中の経済会議が開かれています。アメリカは中国の顔色をうかがいながらの外交が続くでしょうね。
 この話とディズニーランドがどう結びつくかはわかりませんし、まったく関係ないかもしれませんが、やはり世界のお金のキーは中国なんですね。

2009年1月10日土曜日

タスポのおかげでコンビニが儲かる

 コンビニエンスストアーが絶好調らしいです。大手4社の2008年3~11月連結決算増収増益だったそうです。それもこれもたばこ自動販売機成人識別カード「タスポ」導入のおかげだそうです。もちろん各社こぞって価格の安いPB(プライベートブランド)の販売に尽力したこともあるでしょう。
 セブンイレブン・ジャパンは2兆915億円(前年比7.3%増)、ローソンは1兆1,449億円(7.6%増)、ファミリーマートは9,411億円(11.0%増)、サークルKサンクスは6,781億円(3.4%増)で、上位3社はこの期間売上は過去最高だったそうです。
 未成年者の喫煙に対する対策としてはすばらしいことですが、こと経済活動においては、ましてや自販機を設置している店主の方にとっては大打撃です。痛し痒しでしょうか。政府のやること、規制という物は、社会的意義と経済活動との狭間で揺れるものですね。
 思い起こせば、貸し金業法改正で、グレーゾーン金利廃止となり、借り手を救うことにはなりましたが、業界のみならず、中小零細企業にも影響を及ぼしました。「コンプライアンス不況」なんて言葉も登場したくらいです。
 市場原理主義、市場に任せるなど、競争原理はいいのですが、一方、先物取引の規制など、行き過ぎると振り子は反転する物です。弱者を救うのはやはり政府の仕事です。セイフティーネットをいかに確立するか、難しい課題ですね。
 たばこの話から話が大きくなりましたが、これも「経済」なのです。

2008年上場企業倒産件数は33件

 2008年の上場企業倒産件数は33件でした。2002年が29件でそれまでの最高でしたが、戦後記録の更新となりました。上場廃止後に倒産した企業を併せると34件になります。
 昨年はずいぶん遠い過去のような気がしますが、直近のことで、どの企業が倒産したかもすでに定かではありません。不動産・建設となっている企業は24件/33件、うち不動産となっているところは16件/24件です。
 おもな企業では、レイコフ(不動産)、スルガコーポレーション(不動産)、真柄建設(建設)、ゼファー(不動産)、三平建設(建設)、アーバンコーポレーション(不動産)、創建ホームズ(建設)、シーズクリエイト(不動産)、新井組(建設)、ニューシティ・レジデンス投資法人(不動産)、ノエル(不動産)、ダイナシティ(不動産)、モリモト(不動産)、ダイヤ建設(不動産)などなど。
 負債総額のトップはアーバンコーポレーションで2,558億円、上位10社はすべて不動産か建設です。月別では10月に多く、次いで9月、秋口に倒産が多かったです。まさに「リーマン後」でした。

2009年1月9日金曜日

オリックス不動産へのかんぽの宿70施設一括譲渡に待った

 日本郵政が「かんぽの宿」70施設をオリックスグループに一括譲渡を決めたことが問題になっています。鳩山総務大臣が、宮内氏が議長を務めた政府の規制改革・民間開放推進会議(現・規制改革会議)が、平成16年8月の中間報告で「公的宿泊施設の廃止、または民営化」を盛り込んでいた事実を指摘し、一方で民営化を進め、もう一方でその施設を買い取るというのは、一般国民から見て、できレースにしか見えないというものです。国会審議で枝野幸男民主党衆議院議員も、この話題にふれ、「李下に冠を正さず」、法的に問題がなくても誤解を招くような行為はするなと指摘しています。同夜手も売り先が見つからないので、「民営化をっすすめたてまえ私どもが損を覚悟で引き受けましょう」というのならわかるが、複数企業入札に混じって落札するのは、出来レースという誤解を招いても仕方がないという論調です。今は結構安買えるのが不動産です。
 「かんぽの宿」は郵政民営化にあたり、24年9月までに民間譲渡または廃止が法律で決まっています。これを受け、日本郵政は昨年4月に一括売却に向け、公募を行い、27社が応札し、2度の入札の末、昨年12月にオリックスへの売却が決まりました。売却額は109億円だったとされています。

「わたり」って何?

 「わたり」って何?
 なにやら官僚が天下りを繰り返すことらしいです。これは首相の承認で可能となるそうです。例外規定があるとかないとか。海外勤務が長ければそれがどうたらこうたら。さっぱりわかりませんが、天下り大いに結構という首相自らの旗振りなのでしょうか。
 改正国家公務員法は、3年間の移行期間を経た2011年末以降、「わたり」のあっせんを禁止しています。これには例外があります。政府は昨年12月、移行期間中の対応について、「企業側の依頼に応ずるため、元職員でも必要不可欠な場合はあっせんできる」との政令を閣議決定しました。
 渡辺喜美元行革相も言語道断と怒りをあらわにしていますね。
 「わらり」て言葉知ってました?

曲がるディスプレイ

 ソニーは、プラスチックフィルム上に有機薄膜トランジスタ(有機Thin Film Transistor=有機TFT)と、有機EL素子を集積化したフルカラー有機ELディスプレイを開発しました。 通常、有機ELディスプレイは、ガラス基板上にシリコン半導体材料を用いたTFTを形成し、その上に有機ELの発光素子を積層するのに対して、柔軟性のあるプラスチックフィルム上で形成可能な有機TFTを新たに開発することで、薄型/軽量、曲げられるディスプレイが実現可能となりました。たとえばシステム手帳に貼り付けてテレビを見るという感じです。すごいことです。おそらくソニーの命運がかかっているものではないでしょうか(大げさですかね)。この開発はマーケットでもインパクトがあると思います。

2009年1月8日木曜日

大阪府橋下知事の発言が波紋を広げるのか!

 大阪府の橋下徹知事が、なかなかおもしろいことを言ってくれました。それは7日の府内市町村長との会合の席で、国の定額給付金について府内全域で所得制限を設け、余った給付金で学校耐震化を進めることを提案しました。例えば(所得が)400万円以上の人には出さず、余った予算を学校の耐震化に回せないかとの発言です。国が出す定額給付金を、別の形で使おうという案です。なかなかやるなぁ~って感じです。
 所得制限の業務にはかなりの人手が必要です。こんなご時世ですから、府と市町村がワークシェアリングで4,000人の雇用を創出して充当するという画期的な発案です。個人に回るお金を学校耐震などの公共事業にあてる案には問題もあるようで、総務省定額給付金室は「予算が消化されなければ国庫に返還される。別の事業の財源にはできない」と説明しているようです。鳩山総務相も「(所得制限で)市町村民が受け取れない給付金は、国からはびた一文出せない」と記者団に語ったとのこと。でも、この発言は,国が動かなければ地方がやる、あるいは地方からの国への提言のような感じで、なかなか痛快な話でした。
 教育委員会文は馬鹿だという過激な発言も目立ちますが、表現方法はともかく、いろんなところで真髄を突いているような感じがします。
 それにしても、これだけ国民の間で批判がある定額給付金、お金をあげるんだから素直にもらえばいいじゃないかといわんばかりのお上の態度、それでもこの政策は断行されるのでしょうか。

2009年1月7日水曜日

札幌市内歯医者さんは診察料がタダ?

 NPO法人のアンケートに答えれば診察料は無料――。札幌市内でそんな歯科医院が登場しているそうです。朝日新聞で報じられています。これまでに延べ3千人の患者が「無料診察」を受けたといい、札幌歯科医師会は「患者本人が診察料の一部を自己負担しなければならない」とする健康保険法に違反する可能性があると反発しているそうです。
 問題となっているNPO法人は札幌市中央区にあり、医療・介護サービスなどを受ける人を支援するために設立され、この法人の理事長は、歯科医院を経営する医療法人の理事長代行も務めているそうです。
 診察料が無料となる仕組みは、NPO法人の会員は、NPOの事務所と同じビルのフロアにある歯科医院で受診後、医療費の自己負担割合などを尋ねるアンケートに答え、診察料の1~3割にあたる自己負担分と同額の「労務料」をもらうことで、結果、診察料がタダということになります。
 NPO法人会員の条件は、健康保険証を持っていて年収520万円以下であることで、条件を満たせば誰でも会員になれるそうです。 現在の会員数は6千人で、他の患者からの苦情などはないということです。
 ただ、NPOが、診察料の本人負担分を肩代わりすることで患者を集め、医療法人は診療報酬を受け取れるという一体の関係を指摘する見方もあり、厚生労働省の担当者は「初めて聞くシステムだが、NPO法人と医療法人が事実上一体化していると見なされれば健康保険法違反になる」としており、道や札幌市も立ち入り調査を実施したそうです。 NPO法人にとって、患者の自己負担額を肩代わりするだけで何の利益もない。理事長は「うちは生活弱者を救済するために歯科医療費の自己負担を支援している。医療法人とは、まったくの別物だ」と話しているそうで、この結末は実に興味深いもので、注目したいです。

2009年1月6日火曜日

超薄型テレビの登場

 米ラスベガスで8日に開幕する家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)を前に、液晶テレビの“薄さ競争”が激化してきました。日本ビクターは5日、画面の最も薄い部分が厚さ7ミリとなる世界最薄クラスの32型液晶テレビを開発したと発表しました。重量5キロも最軽量で、天井につり下げたり、壁に張り付けることも可能で、年内に内外で発売するそうです。画面のバックライトに発光ダイオード(LED)を使用、独自開発の光学システムにより画面を薄くしました。消費電力は従来比3割減の100ワット以下にするそうです。一方、韓国サムスン電子は同日、6.5ミリと世界最薄の製品を開発したと発表。こちらもバックライトにはLEDを採用した。ソニーが昨年発売した9.9ミリの液晶テレビが市販品としては世界最薄となるそうです。

ウェッジウッド破綻のニュースから

 ウェッジウッド破綻のニュースが載っていました。イギリスの高級陶磁器だそうですが、私はこういうのにはとても疎いので、記事もさらっと読み流していましたが、テレビのワイドショーでも取り上げていたので、結構有名なんだな~と感じました。どうもこの手の話は苦手で、もともとものにこだわりを持っていないので、それがよくないのかもしれません。オタクが文化を創ります。何事にも物事にこだわることは良いことです。

 わからないと言えば、子供たちが必死で遊んでいるゲーム、DSとか言うものもよくわかりません。まずやり方がわからない。PCでのゲームもほとんど理解していません。PCは完全にビジネス用なので、画像の編集もできません。デジカメから取り込んで編集するというたぐいは非常に苦手です。ましてやi-podに音楽をダウンロードするなどは、やり方すらわかりません。完全に時代遅れですな。当然、携帯電話に至っては、通話と一部メールぐらいしか使っていません。

 このブログに画像を取り込むことをチャレンジしましたが、それだけでどれだけに時間がかかっているか。短いブログを書くのに、画像があるなしでは、所要時間が全然異なります。
 ちょっとは進化しなければついて行けなくなりますね。若者に...

2009年1月5日月曜日

正月に2冊読みました

 正月の間に、本を2冊読みました。本当はもっと読みたかったのですが(何せ、読んでいない本がたまっているので)、お酒の誘惑には勝てず、読破できない本がたくさんあります。
 読んだ本は竹中平蔵「竹中式マトリックス勉強法」と茂木健一郎「脳にいいことだけをやりなさい」という2冊です。年末にこれは読もうと思って用意した物ではなく、年末ふと本屋さんに入って偶然手にした2冊なのです。決して竹中新派ではないですが、本屋さんで立ち読みしていてつい買ってしまいました。ということは、正月中に読もうと思っていた本には手が回らなかったと言うことです。
 どちらも気持ちが前向きになります。是非読んでみてください。茂木健一郎さんの本は数冊買っています。「ひらめきの導火線」と「脳を活かす仕事術」です。これも早く読もうと思います。
 いやなことがあっても、それは神様が与えてくださった試練、勉強だと思うことが大切で、そう感じることで、楽に生きていけるというものです。勉強法も、割り切って、難しく考えないで、必要と思えば自然と学ぶことができるというものです。
 いま、出版不況と言われています。若者の活字離れなんて言われていますが、携帯小説なる物の登場でその様相が大きく変わったのでしょう。本はいろんなことを教えてくれます。今年はたくさん本を読もうと思います。読んだ本の感想をご報告できればいいですね。




2009年1月4日日曜日

コートを買いました


 昨日、やっと冬物のコートを買いました。いままでコートなしで過ごしてきました。東京は、寒いことは寒いですが、12月は、結構暖かい日が多かったのと、電車の移動や車の移動などで、車内はあついくらいで、訪問先もビルの中などで、コートをあまり必要としていませんでした。

 さすがに1月から2月は寒そうだと言うことと、この時期、コートを着ていないと変な目で見られるのです。行く先々で、コートはないのですかと聞かれるのが恥ずかしくなってきました。

 ロングコートは今は流行っていないのですね。ハーフコートが主流だそうで、店頭にもあまり陳列していないようでした。すでに春物が中心で、暖かく名手からコートを買うとやすいと言われますが、そもそもコート自体の種類がないですね。何でも旬というもの、ものには動く時期があるということですね。

 ということで、ハーフコートを買いました。BOCODO(イタリア)です。

2009年1月2日金曜日

初夢はいつ見るの?

 初夢はその年一年を占うものだそうです。いつ見る夢が初夢なのでしょうか。「大晦日~元旦」「元旦~2日」「2日~3日」の三つの説があるそうです。めでたい夢に「一富士二鷹三茄子」と言われるそうですがこれには続きがあるそうで、「四扇子、五煙草、六座頭」だそうです。
 「富士」は何となくわかりますよね。「鷹」「茄子」は徳川家康が好んだものという説、「茄子」は成すという言葉の語呂合わせという話もあります。四番目の「扇子」は末広がりからめでたいとされているそうです。五番目の「煙草」は鷹と共通で上へ昇っていく(上昇)イメージだそうです。六番目の「座頭」は座頭市と同じ、剃髪した盲目の按摩師で、毛がないということから、怪我がないの洒落だそうです。
 インターネット上では、見た夢の内容を分析してくれるサイトもあります。景気が悪いと、占いに頼りたくなるのもわかります。気は持ちよう、どんな夢も良いように解釈しましょう。

2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

 2009年を迎えました。「昨年は大変だった、今年こそは」という言葉があちこちで交わされています。100年に1度といわれる経済の激変期だった昨年ですが、まだまだ耐える時期は続きそうです。せめて今年は、好転の兆しが見えればと願います。
 丑年は、過去の株価パフォーマンスは最悪だったようで、戦後初の保険会社の破綻(日産生命)、戦後初の都銀の破綻(北海道拓殖銀行)、さらに山一証券の自主廃業と、金融機関への不信がピークに達した年でもあります。その後、日本はデフレ経済へと突入していきました。
 因果応報でしょうか、まさに同じ丑年に、デフレ経済突入かという危機を迎えています。アメリカ発の金融恐慌は、オバマ新大統領を迎え、アメリカ自ら、なりふり構わず事態を収束させるでしょう。今年は景気の転換期となるでしょう。