2010年3月9日火曜日

アリコが売却されました

 アリコジャパンはとうとうAIG傘下から切り離される事になりました。アジア地域の生保部門であるAIAは英プルデンシャルに売却の発表があったばかりです。アリコジャパン(アリコ)の名前も変わるかもしれませんね。
 日本では第一生命が株式会社に移行しました。保険業界も大きな変化が待っているようです。
 保険会社は、資産を長期に保有できる事がポイントで、死亡給付など、そうそうあることではないので、保険料を長期運用できるのが特徴で、企業は保険会社を保有したがります。ソニーなどが保険会社を所有するのもうなずけます。

2010年3月3日水曜日

国の援助なくしてスポーツ振興は厳しい

 テレビでスポーツライターの二ノ宮清純氏が言っていましたが、日本はスポーツ振興に対する国家費用は年間で1900億円と、世界でも決して少なくはないほうですが。そのほとんどは国土交通省が掌握しているそうで、いわゆる箱物になっているのではと思われます。直接選手に還元できるシステムに使われていないのかという懸念があります。
 1900億円といっても、国土交通省、厚生労働省、文部科学省、総務省の4つの省で奪い合っているのではと思われます。かねてから言われている「スポーツ省」の創設を、テレビのコメンテーターが力説していました。
 長野オリンピックスピードスケート金メダリスト、清水宏保氏が「オリンピック参加の、選手団の50%以上は、直接競技をする人ではない役員がしめ、選手のコーチなどははじき出されているのが現状で、お金の使い方を間違っている」と、新聞のコラムで訴えています。
 国を挙げてのスポーツへの援助、企業中心となっている現状をどう改善するか。マイナースポーツへの事業仕分けによる切捨てなど、スポーツをめぐる環境は厳しいようです。だからといて、競技場所の不足から、施設建設のみを取り上げるだけではいかがなものかと思います。

2010年3月2日火曜日

精神面が大事

 宮里藍選手がアメリカツアー緒戦から2戦連続優勝という、実に44年ぶりの快挙だそうです。精神面に関するメンタルコーチを2人もつけたという事で、追い詰められた瀬戸際に強苦なったのが勝因だそうです。バンクーバーオリンピック女子フィギアスケートでも、キム・ヨナと浅田真央の差は、限界の精神力だったのでしょうか。キム・ヨナには女王としての気品とプライドが感じられました。
 投資においても、最後に力を発揮するのは、自分のトレンド感を信じる強い精神力のように思われます。人間的に成長するという事は、逆境に強くなるという事で、いざというときに本領がはきされます。追い込まれたときに、人はもろさや弱さが露呈します。本当に強いという事はどういうことなのか考えさせられます。
 アスリートの強さには感心し、だから感動するのでしょう。筋書きのないドラマと、スポーツを評しますが、純粋な涙は、人一倍の努力のうえに生まれるものでしょう。スポーツはすばらしいです。