2010年10月28日木曜日

手の届く小さなゴールの積み重ねが、大きなゴールの道しるべ

 「最終的な目標はあるが、今何をすべきか、それをクリアするために今何が必要なのか、その壁を見定めていない。手の届く小さなゴールの積み重ねが、大きなゴールの道しるべ。やることが見えてくれば、あとは行動あるのみ。」
 ある人の教えです。問題児ばかりを集めて、人生を解く場面でのセリフです。

 みんなやる気はあります。やりたいという気持ちは多いにありますが、それを実現するプロセスを知らない。特に今の若者は「根拠のない自信」に満ち溢れていて、少しの挫折で二度と立ち上がれないほど打たれ弱いです。

 ゆとり教育の産物です。いつも思いますが文部省(現文部科学省の中の旧文部省部分)はいらないと思います。教育を全国画一的にする意味が分かりません。

 いずれにしても、今の若者だけではなく、いい年をした人もまったく同じです。若者を笑えませんね。

 このセリフの背景は、一生懸命やってはいるが考えが甘く、全然前に進めない生徒を集めての特別授業のシーンで、授業の冒頭で「何ができるようになるか、何をやるのか、何を身に着けるのか。それを身に着けるのが今回の特別な講義のテーマ」と語っていました。

 自分の人生にテーマを持てないのかもしれません。そして、実際に行動するすべを知らない、つまりは基礎が何もできていないの、大きいことばかりを語りたがる人が多いと思います。

 このセリフは、すごくいい教訓だと、感動しました。当然、自分自身への戒めでもあります。日々常に感動、反省。そして常に学びを生かす姿勢を持とうと思います。

2010年10月27日水曜日

破壊的建設

 浅田真央が、前回のNHK杯で、ことごとくジャンプを失敗し、屈辱の自己ワーストの8位に終わりました。なぜ、あんなにジャンプを失敗したのか。
 実は、いま彼女は、ジャンプを作り直しているそうです。今までは得意なジャンプしかしていなかったそうです。得意なジャンプの方法に磨きをかけて高めてきました。
 ところが、ルールが改正され、6種類のジャンプが必要になりました。不得意なジャンプの習得のために行ったのが「破壊的建設」だそうです。
 つまり、今回のジャンプの失敗は、その変革の過渡期の現象のようです。

 破壊的建設、言葉通りに解釈すれば、いったん今まで積み上げてきたものをわざと壊して、そこから新しいものを生み出すという、かなりリスキーな方法のようです。
 しかし、時としてそのような手法は必要で、逆に総取替でないとなにも変わらないこともあるようです。破壊からしか生まれないこともある。考えさせられることです。

 浅田真央の今後の復活劇が楽しみです。

2010年10月26日火曜日

宝島社はすごい

 出版業界不況といわれている中で、100万部以上も売れる雑誌を手掛けているのが「宝島」という出版会社です。
 成功の秘訣は「ふろく」です。昔の子供雑誌の付録とはわけが違います。なんと豪華なもので、もはやふろくというには、その域を超えています。
 宝島社では「ふろく」とはおまけと位置づけしていないようです。雑誌のコンテンツの一部だそうです。つまり、雑誌の中の記事のようなものです。
 12cm・・・これは、コンビニなどの陳列の際に、目につきやすい雑誌の状の部分だそうです。そこに、モデルの顔と、あえて、ふろくの中身を乗せるそうです。
 「雑誌の競争相手は雑誌社ではない」これは素晴らしい発想です。ターゲットは雑誌を読まない人で、競争相手はカフェだそうです。禅問答のようですが、ちょっとその真意をこれからの活動で考えていきましょう。
 マクドナルドの「トレンドを作る」の発想といい、真理は常識の中になるのではないという言葉を思い出します。多数の支持を得られるのが常識であるという概念は怖いことですね。

2010年10月25日月曜日

最近の戸惑いです

 最近、真剣にファイナンシャルプランナーについて考えています。いろんなFP(ファイナンシャルプランナー)の人に会って、いろんな思いを聞きます。
 ずっと、会社の社長や、独立して走っている人たちとばかり接していたので、これからFPで独立しようとしている人や、サラリーマンの方と接して、その考え方に、これほど違いがあるのかを感じています。また、それぞれの時間への感覚、あるいは時間の流れ自体が違うことを感じました。
 一言でどう違うのかは、うまくここで表現できませんが、私自身が、すでに、一人で何とかしなければならないという発想しかないので、自分が独立したての頃のことを忘れていました。それでも、独立時は、負けん気と、なによりやるしかないという発想でしたが、そのやるしかないという思いに、大きな違いがあるようです。
 社長や独立して成功している人は、やるしかないというのはあたりまえで、その部分で議論することは全くないので、そこにいま、すごい違和感を感じています。
 このブログでも、テレビなどで心に残った言葉を書いていますが、それ自体も、感じ方が違うのではと思います。
 今一生懸命走っているので、前向きな人しか周りに集まってこないので、そうでない人の意見は戸惑いを感じます。今まで、そういう人の話は耳にはいってこなかったし、こちらからも近づいてはいかなかったので、FPとして、なんとかみんな頑張ろうという行動を始めましたが、ちょっと自分には無理かなと感じています。
 前向きの人たちとだけで集まるのがいいですね。分不相応はよくないです。

プロ野球、クライマックスシリーズに物申す!

 セ・パともに、シーズン上位3チームによる、日本シリーズをかけた勝ち抜き戦、クライマックスシリーズを行っています。そこで優勝したチームが日本シリーズに進出するという方式です。
 もともとパリーグで行われたもので、観客動員の手段がその目的だったと思います。セ・パで、シーズンの試合数も異なりました。
 ずっと「人気のセ、実力のパ」などと言われ、セ・リーグに人気球団が集中したので、球場への観客動員数確保のため、前期・後期性にプレーオフ制度、シーズン開始をセ・リーグとずらすなど、いろいろと工夫をしてきました。その努力が報われ、また、地域密着をはかり、今や、パ・リーグの人気もすごいものです。
 確かに、クライマックスシリーズの観客動員数はすごいようです(テレビ放映は一部しかありませんでしたが)。
 でも、1年間にわたる長いシーズンはいったいなんだったのでしょうか。短期決戦の結果とはいえ、シーズン種版で優勝に向けてデッドヒートを続け、そのまま短期決戦に突入するのは、精神的に厳しいものがあります。トップと大差の3位で、短期決戦に準備すると、やはり有利ではないでしょうか。
 今年は、パ・リーグでは3位のロッテが日本シリーズ進出です。ロッテという球団は好きですが、制度初の3位球団が日本シリーズ進出ってどうでしょうか。セ・リーグは、シーズン優勝の中日が、日本シリーズ進出ですが、3位のチーム同士の日本シリーズになっていたらどうでしょうか。
 アメリカでは、各地区の優勝チームが、リーグ優勝をかけての短期決戦です。それなら、前期・後期性のほうがまだましです。
 中日の落合監督が「巨人が圧倒的に強ければ、こんな制度を認めなかったでしょう」と、セ・リーグでのクライマックスシリーズ制度導入時に嫌味を言っていました。
 1年かけてのシーズン尊重でないと、一時の観客動員対策では、真の競争にはならないのではにでしょうか。盛り上がルからいいじゃんというのは、いかがなものか。

2010年10月23日土曜日

変化に合わせるのは遅い

 「変化に合わせるのは遅い」この言葉には「トレンドは作っていくいものだ」と続きます。あのマクドナルドの経営での話です。
 トレンドを作るとは、また大胆な話ですが、たしかにブームを追いかけるよりも、ブームを作って走るほうが競争には有利です。
 トレンドを作るとは、いかにして作っていくのか。かなりの覚悟がいるでしょう。

 最近のマクドナルドは、かつての低価格競争をやめ、独自路線で、高級志向に変わっています。単価の高い商品を提供しています。店も高級感を醸し出しています。価格競争は企業の体力を低下させます。
 それなりのものを販売するには、その市場を作らなければなりません。変化に合わせることも大事ですが、それだけではだめで、自ら市場を作り、そこで価格競争にならない販売をする。すごい発想ですね。

2010年10月19日火曜日

目の前の出来事は自分が引き寄せている

想念、辞書では「心の中に浮かぶ考え」となっています。

人間は1日に6万回もの思考しているそうです。たとえば50歳の方であれば、現在までに、6万回×365日×50年で、なんと10億9500万回も思考をしていることになります。

想念は、先ほどの「心の中に浮かぶ考え」ですから、何万回も同じ想いを繰り返していることがあり、それが人間の細胞にしみついているものなのでしょう。それが、ふとしたことで心に浮かぶのでしょうか。

特に恨みつらみや悪いこと、嫌なことは、何度も人生の中で繰り返し思い、あるいは忘れられずにいて、細胞にしみついているのかもしれません。浄化とは、そのような思いを取り払うことから始めるのかもしれませんね。

その思いを取り除かない限り、同じようなことが起こります。その繰り返されて想いは、「とえあわれる想い」として念波となり、目の前に同じ現象を作り出すのだそうです。今起きていることは自分の想いが引き寄せているのだそうです。

天から見て、自分の大いなる存在(ハイヤーセルフ)が、そんなに思っているのなら、目の前に表わしてあげようとしているそうです。それだけ人間の思考は大きな力を生みます。それは良くも悪くもです。

幸せを呼ぶ言葉なるものがあります。それを唱えると、幸せを引き寄せるというのも同じ発想です。

自分の思いが未来を作る。ならば、マイナスの思い、とらわれている想いを取り払いましょう。そのためには...

ここからは専門家の分野でしょう。

私は、今毎月、スピリチュアルの勉強で、鎌倉に通ています。「なないろの森」というところで、もう2年目になります。精神的にかなり強くなりました。完全に想念を取り除けているかは、まだ勉強中ですが、すくなくとも、この想念ということをしてからは、自分でも意識しているつもりです。

鎌倉の「なないろの森」のホームページはコチラです。 http://www.nanairo-no-mori.net/

2010年10月18日月曜日

誰かにおそれている暇はない

 新しい物事を進める、新規で事業を起こすなど、失敗を恐れるあまり、行動が鈍くなることもあり、躊躇することもあります。
 今は時間がものを言います。時の流れは、想像以上に早く、想像以上に、いろんなものを押し流していきます。それはもはや、ブームというものではなく、タイミングというにはあまりにもすぐに通り過ぎてしまいます。
 まさに、何かにおそれて二の足を踏んでいる場合ではありません。思ったことにただ突き進むしかありません。それは、どんな困難をも、おそれてたじろいでいる場合ではないということでしょうか。とにかく前に進むのみです。
 
 胸が熱くなることがあるのですね。それは押しつけのドラマではなく、一生懸命な人から生まれるものですね。感動は一生懸命から生まれます。一生懸命であれば、何事も壊せない壁はない。

 誰かにおそれている暇はない。なんかすごい言葉です。
 

2010年10月16日土曜日

人は口で言ってもわかるものではない

 人は口で言ってもわかるものではない。君は間違えていると言って素直に認めるものはいない。よほどの素直なひとだけだ。そのうち肌で感じて変わっていく。

 人には、それぞれ厄介なものを持っている。「プライド」という鎧や、「自我」といったバリアです。それがなければ、どんなによいか。それは、生きていくうちに自然と身につけていくもので、その頑丈さ、分厚さは、人によって違いますが、それが、自分自身を支えていることも確かですが、どれだけ成長を妨げているかは、自分ではわからないものです。
 
 人は口で言ってもわかるものではない。君は間違えていると言って素直に認めるものはいない。よほどの素直なひとだけだ。そのうち肌で感じて変わっていく。

 肌で感じて手変わっていく人は、いいほうなのでしょう。それでも、殻を破らない人もいます。人は、かくも付き合うのに厄介なものではあります。
 この言葉も、自分自身の戒めとしています。

 最近、毎日、塩水を頭からかぶるようにしています。その時に唱える言葉があります。順番もあります。
  1、弱い心を払いたまえ
  2、恐れを払いたまえ
  3、マイナスの心を払いたまえ
  4、後ろ向きの心を払いたまえ
  5、プライドを払いたまえ
  6、欲を払いたまえ
 この言葉を、呪文のように唱えています。

 私はラッキーで、ついている人間で、とても幸せです。幸せを呼ぶ言葉もありますが、自らの戒めとしても、毎日、この言葉を唱えて、塩水をかぶります。毎日が修行です。

2010年10月13日水曜日

寝る時間があるということは、それは暇である

 なんと恐ろしい言葉でしょう。3時間睡眠の法なる本もあります。人間は3時間寝るだけで十分、1日21時間を有効に使えば何でもできえるという内容です。
 でも、人間は寝なければ駄目ですよね。睡眠は健康のもとですから。お肌に悪いですよ。

 3時間睡眠法なる本は、実に科学的に解説していましたが、この寝る時間があるということは暇であるというセリフは、ある社長の話です。
 かつて、日本テレビで、深夜帯に放送していた「マネーの虎」という番組の中の虎の人り、なにはの不動産王と言われた、上野健一全菅連グループ代表のお話です。番組出演時はノシアスグループ代表取締役でした。ノシアスの名前は、投じ日本一の企業「セゾン」のローマ字表記をさかさまにしたそうで「NOSIAS」となり、ノシアスだそうです。ホームページからみて、現在はかなりの大きなプロジェクトの代表となっておられるようです。
 
 当時の番組での話で、いろんな成功報酬のセールでトップになり、のし上がってきたとの話で、その時の寝る間も惜しんで仕事をしたという体験から、一代で社長にまで上り詰めた中での、ある志願者の考えの甘さを突く内容だったと思います。台詞があまりにも印象的で、今だに覚えています。

 いろんな人と組んで仕事をすることがあり、企画を作ったりしましたが、そんなときのパートナーにこのセリフを吐くと、一発で嫌われたものでした。上野さんだから言えるセリフなのでしょうね。

2010年10月12日火曜日

私利私欲で人は動かない  私利私欲があればなるものもならない

 またまたNHK大河ドラマ「龍馬伝」の中のフレーズです。亀山社中結成の時の、全員の共通理念のようで、そのはざまで、船を自由に使えばお金が稼げるが、それを前面に出すと、中身が見抜かれるので、なるものもならないというシーンでした。

 「私利私欲で人は動かない。私利私欲があればなるものもならない」

 お金を設けることは悪いことですかと公言した人がいました。悪いこととは思いません。彼らが否定されたのは、日本の風土からなのかとも思いましたが、日本も、かつての、妙な美徳意識から、少しずつ脱却しているのかもしれません。己のことばかりで市場を荒らすことに怒りを覚えたのでしょうか。
 お金がないと何もできません。お金がないと、社会貢献もできません。お金を設けることは重要なことですが、お金は秋までも結果の産物であって、お金を設けることが目的となってはいけないのです。一日一善を積む人の目的がお金のためなら、それは良い結果を生まないでしょう。お金を設けるために、スピリチュアル的なことをしようとしている人は、考え方が違っています。そんな人をたくさん知っています。
 でもお金を設けることは重要です。事業においてお金は事業を行う条件だからです。禅問答みたいですが、端的に、そのあたりを表現しているのがこの言葉なのかもしれません、

 「私利私欲で人は動かない。私利私欲があればなるものもならない」

2010年10月9日土曜日

「マネジメント」にはまっています

 このブログでもご紹介しました「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」にいたく感銘し、P.F.ドラッカーの「マネジメント(エッセンシャル版)」を教科書として、今後の人生設計を行ています。すばらしい出会いとは、かくも人生の先行きを明るくしてくれるものだと思っています。
 さっそく、二つのグループで実践してみました。一つは女性のFPが集まっての、女性向けFP活動、もう一つは、若者を中心にしている地方を活性化するプロジェクトです。
 さらに、私はこの二つを癒合させようとひそかにもくろんでいます。同業のFPでも、都会と地方ではかなりの温度差があると思います。それは。(マネジメントでいう)顧客にも、それぞれの特性があると思います。
 地方が苦しく都会が豊かという、簡単な図式ではないと思います。また、地方の活性化は、かなり重たい命題で、昨日も若者と話ししましたが、シャッター通りのシャッターを上げることが活性化ではないような気がします。もっと根本的な部分に本当の意味があるような気がします。
 「田舎」といえば、フジテレビ日曜日昼間の「ザ・ノンフィクション」で田舎に若者を派遣するドキュメントがあり、若者が田舎に溶け込むさま、また、田舎の都会の若者を受け入れる複雑な思いが描かれていました。ボランティアというのには、なぜか若干の抵抗があります。寄付という言葉も好きではありません。上から目線ということもありますが、労働奉仕というのがボランティアなら、奉仕される側の問題はそこにはなく、労働の押し付けではいけないわけで、本当に田舎に溶け込むことの意味を考えなければなりません。
 何を言いたいかよくわからなくなりましたが、そんなことを考えるようになってのも。この本を読んだからです。マネジメントとは関係ないようですが、この本は、私には、単に、ビジネスの考え方を変えただけでなく、人との接し方も変えてくれ、物事の本質の見方も変えてくれました。
 今日のブログは全然筋が通っていませんが、とにかく、本を読んだだけでなく、実戦に生かしていきたいと思っています。ガンバ!

2010年10月7日木曜日

知的貧富の差

 すごい言葉ですね。世の中、知っているか、知らないかで全然人生が変わります。知らないことは「損」です。知ろうとしないことは「バカ」です。知らないことを知らないのは「救いようがない」ということでしょうか。
 ちょっと表現が過激ですが、でも、この「知的貧富の差」という言葉は、そこまでえげつない内容のような響きに感じます。
 「すいません知らなかったもので」が許されるのは、学校内だけですかね。それでも親切にいろいろ教えてくれるのが義務教育でしょうが、社会はその時点でシャットアウトですからね。

 「知的貧富の差」それは、特にお金の世界で使われることがあります。税金お話もそうですが、投資の場面でも使われるでしょう。
 社会人としての、対人関係でも存在するもので、地位の高い人は膝を曲げて地位の低い人に目線を合わせてはくれません。ちとらが背伸びをしなければ絶対に目線を合わせてはくれません。一言二言の会話で、知的センスが感じられなかったら、二度と口はきいてはもらえません。

 地位の高い低いは、差別的な表現ですが、絶対にあると思います。それは王様と奴隷という意味ではなく、まさに知的な部分でもあり、財力でもありますが、財力のある人で長く成功している人は、知的レベルも高いような気がします。
 学歴は関係ない、頭より体、知識より経験
ということをよく耳にしますが、学歴のある人が学歴など関係ないというと説得力はありますが...これらはある意味正しくてある意味勘違いのような気がします。頭も体も、知識も経験も全部必要なのです。どれもかけてはいけないと思います。

 「知的貧富の差」忘れないようにしようと思っています。

2010年10月6日水曜日

上を向いて仕事しろ、下を見て生活しろ

 「上を向いて仕事しろ、下を見て生活しろ。仕事は高みを目指せ、生活は質素に」これは、自民党の衆議院で、大蔵大臣や通産大臣などの狩猟閣僚を歴任、党の重要ポストも経験し、申し越しで総理になれたといわれる、栃木県選出の故・渡辺美智雄元衆議院議員の言葉です。まさに政治家としてのご自身を戒める言葉なのでしょうか。
 いつの時代からか、政治家は「先生」と呼ばれるようになりました。ある代議士がマスコミ関係者から「さん」づけされることに激怒したからともいまわれていますが、「先生と呼ばれるほど馬鹿じゃない」という、川柳にも似た皮肉な言葉もあります。
 現名古屋市長の河村たかし氏は、議会リコールに向けての署名活動中。議員の年収が高すぎると、現在の1800万円の年収を、庶民並みの800万円にしろと訴えています。衆議院議員時代も、議員年金の廃止、一般庶民と同じ年金システムにしろと訴え、高級議員会館には入居していませんでした。
 いまや途方議員は職業議員となり、国会議員は政治屋となり下がり、筋の通ったぶこつな、それでいて豪快な、そして責任感の強い政治家はいなくなりましたね。
 この渡辺美智雄の息子が、今のみんなの党代表、渡辺喜美衆議院議員です。お顔もしゃべり方もお父様そっくりです。デフレ脱却法案では、おそらく脚光を浴びると思いますが、風貌と「アジェンダ」というカタカナ用語が似合わないと感じるのは私だけでしょうか。
 「上を向いて仕事しろ、下を見て生活しろ。仕事は高みを目指せ、生活は質素に」お金を持つようになると、絶対に忘れてしまうようなことです。肝に銘じておきましょう。

2010年10月5日火曜日

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」は本当に面白い

 この日曜日にテレビで紹介されてたこの本、早速、アマゾンで購入し、昨日届きました。今日移動の電車の中で読んでいたのですが、めちゃくちゃ面白いですね。はまりました。
 わざと、各駅停車にのって、座って夢中で読んでいました。移動中にしか読めなかったのですが、もうすでに半分読みました。
 独立したての頃、「踊れ!YOSAKOIソーラン祭りの青春」(軍司貞則著)を読んだ時以来の感激でした。あのときも、仕事がなく、何かのきっかけをほしがっていた時で、偶然ラジオで、若者が「静」のソーラン祭りに「動」のよさこい祭りを融合した話が紹介されていて、すぐに買って読みました。感動しました。
 今も悶々としている状況ではありますが、この本との出会いは、まさにあの時、いやあの時以上の運命を感じます。偶然テレビで見て知ったのですが、それも必然なのでしょうかね。
 とにかく、主人公の「みなみ」という女性の前向きな姿勢、柔軟な発想、その考えの組み立て方、最も架空の人物ですから(よさこいの本はノンフィクションですから)、全然次元が違うのですが、私の考え方、人との接し方が実にクリアーになりました。本家のP.F.ドラッカーの本も買いました。
 出版不況といわれていますが、「親に死ぬまでにしてあげた55のこと」も売れているそうです。50万部売れればベストセラーといわれるビジネス書で「もしドラ」と呼ばれるこの本は100万部以上売れていると、ほんの帯に書いてありました。すごいですね。
 いまさら、遅まきながらですが、ぜひ読んでみてください。これはいいですは。

2010年10月4日月曜日

柏市立柏高校吹奏楽部の演奏に感動しました

 昨日の、日テレの番組、パフォーマーが演じて、バイヤー並びに観客が、その演技に値段をつけるという番組「世界一のShow Time」がありました。
 かなりのハイレベルのパフォーマンスを披露しているのに感動しました。どれもこれも素晴らしいもので、たまたまテレビをつけて、偶然見たのですが、非常に感動しました。
 大阪のゴスペル集団「EVERLASTING JOY」の歌には感動しました。目頭が熱くなるものを覚えました。神をテーマにした歌、ゴスペルには、魂を動かすパワーを感じます。
 なにより、最後の柏市立柏高校吹奏楽部の、見るものに勇気を与える演奏には号泣してしまいました。前振で、「観客が涙する」と繰り返し言われたせいでもあるのか、いや、演奏の力が自然と涙を誘ったのでしょう。33年間指導されていた先生の「今死にたいと思っている人に勇気を与える演奏をしろ」との台詞、感動です。これが人に感動を与えるということなのでしょう。当たり前ですが、感動って、一生懸命から生まれるのですね。人に感動を与えるって、こういうことなんだと思いました
 スポーツが好きなのは「筋書きのないドラマ」であるのもそうですが、そのひたむきさから生まれる感動を見たさに、スポーツを愛しているのだと思います。音楽もそうです。当然、音楽以外のパフォーマンスも同じです。単に物まねと思っていましたが、その完成度の高さは感動を生むということも改めて知りました。
 ここのところ、物事にやたら感動しますが、柏高校の演奏には心から感動しました。みんなのコメントを聞いて涙している女子生徒を見てまた泣いています。
 録画をして今朝、出かける前に見て、朝から号泣です。きっと今週は良いことがあります。しっかりと勇気と元気をもらいました。ありがとうございます。感謝!!

2010年10月3日日曜日

己を惑わす敵は、己の中にある

「己を惑わす敵は、己の中にある」これもNHK大河ドラマ「龍馬伝」の中の台詞です。このセリフの続きは「外国を目の敵にする前に、自国を守るという心構えを持て」となります。当然、龍馬の台詞です。
 目の前に起こる出来事は、すべて自分が起こしている、目の前の不幸は自分が連れてきていると教わりました。つまり、自分の心の中に、自分を惑わすものがあるということです。それはなんなのか、なぜそのような自分を不幸にすることを思ってしまうのか。
 まだよくはわかりませんが、自分が小さいとき、嫌なことがあるとそこから逃げていた記憶があります。科白昼夢で、夢の中では果敢に戦い、勝利するヒーロであり、あるいは、みんなから同情される悲劇のヒーローであったと思います。それに満足している、あるいは、それに逃げていたような気がします。
 成功している人は、常に、完全に勝ちパターンしか想像しておらず、絶対にダメになることはこれっぽちも思っていないと聞いたことがあります。問うぜ、ビジネスでの行動は、s会を読んで、あらゆる事態に備える野でしょうが、心の中は常に成功しているイメージのようです。
 高杉晋作の言葉もここで紹介しました。「100万の大軍、恐るるに足らず。恐れるべきは、われら弱き民、一人ひとりの心なり」
 私は今、自分の精神を鍛えるために、毎朝、塩水を頭からかぶっています。これからちょっと厳しい季節になりますが、今のところ毎日続けています。実はまだ半月ぐらいです。でも、「悪魔を払え、マイナスの心を払え」と唱えてかぶっています。これで制h芯が鍛えられるかどうかはわかりませんが、「己を惑わす敵は、己の中にある」のです。ここは気持ちで負けないようにしたいと思っています。

2010年10月2日土曜日

悔しいと思ってくれ。心から思わないとダメ。

 「悔しいと思ってくれ。心から思わないとダメ。」
 テレビのあるシーンでした。教える側が、教わる側に向かっての台詞でしたが、ドキュメンタリーなのでどらまではありません。
 教わっている側が、真剣ではありますが、できないことに対しての考え方を正しているシーンでした。できなで当たり前、悔しいと言葉には出るのだが、本当に悔しいと思っているのかという感じでした。心から悔しいと思わなければ絶対に改善はしません。
 その同じ人が別の上司と思われる人から言われていました。
 「中身のない言葉はいらない」  
 いつも怒られるたびに、反省の言葉を述べるのですが「しっかりとやります」「ちゃんとやります」「確実にこなしまう」というのですが、その言葉一つ一つに対して、中身のない言葉なんていらないといわれていました。ちゃんとやるとかしっかりやる東野は、考えれば当たり前のことで、ちゃんとできていないから失敗するのです。自分も、後輩にこのような言葉で答えられると同じようなことを考えるでしょう。中身がないと感じてしまいます。昔は私も「はいてた」セリフですね。考えれば今は使わなくなりました。
 どちらも、厳しい言葉です。

2010年10月1日金曜日

悟りってどういうことでしょうか

 「オーラの泉」の番組での話です。常にポジティブに物事をとらえようという内容で、いやなことにも意味があるのだととらえましょう。それをどういいことにするのかを考えれば、いやなこともいやでなくなるという内容でした。
 試練は「ありがとう」と感謝して受け入れれば、必ず良い方向に向かう。なかなかできないことですが、いやなこと、悪いことは、その時点で必要なことなのだと思い、素直に受け入れることが必要です。
 「類は友を呼ぶ」という言葉があります。いやなことばかり考え、いやな人のことばかり考えていると、同じような人しか寄ってこないとも言っていました。自分の考えを変えれば、集まって来る人も変わってきます。目の前のわざわいは、自分自身が引き寄せていると思いなさい。自分の考え方一つで幸せは来るとの話です。実に深い話でした。
 「蓮の花は、泥沼に真っ白な花を咲かす。泥には栄養がある。人を鍛えてくれる」素晴らしい言葉ですね。