2011年12月7日水曜日

クレームアドバイザーの話、面白方ですね

苦情・クレーム対応アドバイザーという人がいます。関根真一氏、西武百貨店でお客様対応室にて、長年、お客様対応をされてこられた方です。近著に「苦情・クレーム処理は楽しい!」があります。  その方がラジオ番組で、世の中はクレームを言わない人はいないという話をされていて、モンスターペアレントの話に振れていました。私たちは、話を聞くだけでも、モンスターペアレントに対して腹立たしさを覚えますが、関根さんの意見は多少違います。関根氏の話では、世の中の流れを学校の先生だけが知らないのだとのことです。  先生は、学校を卒業してから常に子供にむけて上から目線で接してきました。保護者はクレームを言うものと理解していても、プライドが邪魔をすると、保護者に対しても上から目線で接することで、もめごとが大きくなるというのだそうです。それは、クレーム処理をずっとしてきた関根氏ならではの分析です。時代の流れに職員室の世界はついてきていないというのだそうです。  物事の見方にはいろんな方向があります。一方向でとらえてはいけないということですね。

2011年12月5日月曜日

背中が語る

安岡正篤先生の言葉です。  人を観るときは、前より後から観るのがよい。前はつくろえるが後はごまかせないからだ。後姿の淋しいというのは何よりもよくない。逆だと人間が出来たのだ。  具の根も出ない言葉です、背中が語るとは、こういうことですね。この言葉に何の解説もいりませんね。  安岡正篤先生は陽明学の第一人者で、歴代総理(佐藤栄作、中曽根康弘氏ほか)の指南役でもあり、「平成」という年号を考えた人でもあります。奥深いです。いま、安岡正篤先生の本を読みはじめました。勉強になりますね。