2010年12月10日金曜日

自信がないからフルスヴイングができない

 テレビでの島田伸助さんの言葉です。
 テレビのプロジェクトで、宮古島に民宿を作り、そこに悩みを持った方が訪れるという企画の中での台詞です。歌をあきらめるかどうか悩んでいる女性に対して、「第一線でずっと走っている人は、こんなことは一度も考えたことがない」「自信がないからフルスィングできない」といい、「やめようかと思った時点でやめたほうが良い」と言っていました。「やめようかな」と口にした時点ですでに終わっているとの内容でした。
 一見厳しい表現ですが、実に的を得た内容でした。島田さんの台詞は、いつも感心させられます。賛否両論あるでしょうが、なるほどと思いますね。

2010年12月9日木曜日

5歳引いて考えろ

 かつて、人生の先輩に言われた言葉で、「今の40歳以下の人は、年齢から5歳引いた年齢と思え」と言われました。表面年齢はともかく、かつてのその年齢の人間とは全然違う、むしろ5歳引いて考えれば、彼らの態度は許せるものだ、そう思わないとこちらが持たないということだそうです。
 全く同感です。今の若者は、メールで平気で上司に退職願を出す無神経さですから、全く社会的常識がないくせに、変な自信だけはあり、プライドはエベレスト山よりも高いものがあります。そこにきて打たれ弱いときていますから目も当てられません。
 遅刻するのも携帯メールで伝える、物事をやめることも、事前に話をするわけでもないく、PCメールで一方的に伝えて終わり。自分が納得さえすればよく、相手の気持ちは関係ない。メールは、直接しゃべることなく、自分でも伝えたという変な自己満足がある。こんなのは常識のなさのほんの一角のです。
 根拠のない自信、これが厄介で、できなっことは人のせい、できない理由は自分にはなく、他から上手に探してきます。
 ゆとり教育の産物と言われています。すべてが教育が悪いというのは、当てはまりませんが、「円周率を3でいい」とした、間違った教育が生んだ、日本のレベル低下の代表的なものですね。
 今は経済的に就職戦線は氷河期ですが、企業としても、きらりと光る逸材はほしいものですが、なかなかは発掘できないというのが、各社人事課は頭が痛いそうです。
 今35歳の人は30歳と思え、25歳の人は20歳と思えですが、5歳じゃ足りないような気がしますね。