2008年2月1日金曜日

日本は変わらなきゃいかん

 世界的な株安で、アメリカはここ数日で政策金利(FF金利)を1.25%も下げました、政府も16兆円の緊急経済対策を発表しました。でも、今の日本に同じ事ができるでしょうか。
 今の金利は0.5%ですから、1.25%も下げたら“マイナス”になってしまいます。今の財政状況では16兆円ものお金は出せないでしょう。2.6兆円の道路特定財源の暫定税率にあんなにこだわっている現状ですから、出せるはずがないですね。特別会計の埋蔵金を使えばいいのですがね。
 いずれにしても、今の日本では対策が手詰まりの状況です。株価下落の現状で、金利を上げるわけにはいかず、消費税率引き上げなどの増税もできず、政府の明確な姿勢が問われます。ここは、本格的な構造改革が必要です。郵政民営化のような物ではなく、本格的な改革、年金、医療、教育などなど、今までの社会保障制度を抜本的に改革する姿勢が必要でしょう。今の政府にその度胸はないですかね。