2007年11月21日水曜日

インフルエンザ流行と経済への影響は

 寒いですね。日本列島は縦に長いことが実感できる時期ですね。札幌の最高気温がー3℃で沖縄那覇は22℃。日本海側は雪で太平洋側は冬晴れ。四季がはっきりしている国であり、土地々地に風情がある国である日本。やはりすてきな国だと思います。

 インフルエンザ流行時期が例年より少し早くなっているそうです。私たちの食生活の変化から体力がなくなってきているのでしょうか。環境の変化でしょうか。

 昨年はタミフルの問題が取りざたされました。ワクチン不足の時もありました。今年はそんな問題が起きないように祈りたいです。

 通常の病気の流行により、経済活動が低下することはないですが、台風などの風水害や大規模地震では、一時的な経済活動が低迷することがあります。新型インフルエンザ流行は、工場、オフィスにおける休業者の増加、人の移動の不活発化によるサービス業などへの悪影響が考えられます。

 あるデータによれば、インフルエンザ大流行が2か月続き、全人口の25%の方が寝込んでしまえば(この数字はあり得ることだそうです)、1年間の活動量が約4%ダウンするそうです。ただ、流行が長引けばそれだけ製造部門や流通部門への影響は大きく、観光業にも影響があると考えられます。世界的流行だと、当然、世界経済にも悪影響です。発展途上国での流行はその被害は大きく、資金援助も含めお金の流れが変わります。サイクロン被害などの自然大災害に匹敵することも予想されます。一部製薬会社の株価は上がるかもしれませんが、やはり早期に流行は防ぎたいです。