2011年5月11日水曜日

人間には三つの坂がある

 人間には三つの坂がある。小泉元総理が用いていたセリフです。「上り坂、下り坂、まさかの坂」の話です。この中で肝心なのは「まさかの坂」で、まさかの時の人の動きが、上り坂に押し上げるか、下り坂に突き落とすかを握っているいうことです。
 戦国武将の奇襲攻撃の話ですが、まさか攻めてこないと思うことと、そのまさかをつくこと。まさかの油断を突くことが大事との教えです。
 初めから無理と決め付けることはない。先々、起こるかもしれない不幸ばかりを考えることこそが不幸だと、このセリフに関しては、以前、このブログでも書きました。
 「一か八か」という言葉にも感じが似ていますが、人生の中で、「えいや~」という時がありますよね。

 このまさかの時の振る舞いが、その後の人生を決めるのであり、そのまさかの時に決断できるために、日頃より情報を集め経験値を高めているのでしょう。すべては日頃が大事ということですね。