2011年5月25日水曜日

仏は働き足りぬものだけを生かしている

 仏は働き足りぬものだけを生かしている。生かされているものは、これから何でもできる

 生かされているということは、必ずこの世に使命を持って生まれてきています。つまり、生きていることだけで意味があるということです。自らの手で、生かされていることを放棄することは許されません。天寿を全うという言葉がありますが、それは十分働いたよということで、生かされている以上、まだまだ働き足りないということです。
 逆に、生かされているということは、まだまだ死なないということですから、これからなんでもできます。すべては神様の掌の中です。もがきあがかず、なるようになるの精神で、生きることを楽しみましょう。生きている使命は必ず全うしなければならないのですから、いまさらじたばたしても仕方ありません。
 生きていることを楽しみましょう。