2011年10月24日月曜日

ダメだと思ったときからが本当の勝負

 松岡修三という、やたら熱いイメージの、元日本テニスプレイヤーがテレビに出ていました。「応援」というテーマで、応援する側も必至で応援しなければならないと力説していました。  応援にもコツがあるそうで、相手の気持ちになることが大事そうです。特に、相手の過去を知り、「一度はあきらめたこの世界にまた戻ってきたじゃないか」「本当は○○になりたかったんだろう。あの時と同じようにまたあきらめるのか」と叱咤激励するそうです。  その叱咤激励にも、声をかけるタイミングがあるそうです。それが「限界を超える」時だそうです。限界を超えるときとは「ダメだ、もう無理」と思った瞬間だそうです。そこから先は、なかなか一人では立ち向かえないものです。そりゃそうでしょう。本人は「もうダメだ」とあきらめかけているときですからね。この限界を超えた時にこそ、「かつてお前は・・・」という過去の後悔を思い出させ、今最後の力をもう一度振り絞れと励ますそうです。これは効くそうです。いや効きますよね。  「ダメだ」と思った時からが本当の勝負です。そこから本当の実力が内面から出てくるのでしょうし、その時にきっと神様は救いの手を差し伸べてくださるのでしょう。限界を超える前には奇跡は起きません。奇跡は、自分が100%以上の力を出した時にこそ訪れるものだと思います。