2007年9月3日月曜日

家を購入したい方が多いです

 個別相談をして改めて感じますが、住宅を購入することが人生の目標のような意見の方が多いようです。住宅神話とでも言うのでしょうか。自分の家を持ちたいという欲求は強いようです。

 一斉を風靡した「金持ち父さん、貧乏父さん」では、“家と車を持つことは負債を抱えることである”と述べています。金食い虫のようなイメージで、突き詰めれば、ラットレースから抜け出す「資産から資産を生む」ための資産形成にとっては邪魔であるというものです。

 「住宅ローンはハイリスクの金融商品を購入するのと同じことである」と、ローン取扱業者の方が言っていました。一般的に35年もの長い期間お金を借り入れることは、「金利上昇リスク」や「収入不安定リスク」を長きに渡り“もろ”にさらされることだと言っていました。

 よく「自宅購入派vs賃貸派」なる図式が取りざたされます。夢の実現、希望では「購入派」に軍配でしょう。「家賃を払うくらいなら」「毎月多額なお金を払っていても自分の物になっていない」という話を聞きますが、「家は資産」が前提の話です。では「資産」とはなにか。所有権の主張ではなく「お金を生む」ものが資産であるというのが「金持ち父さん、貧乏父さん」の考えです。

 と言いながら、私も自宅を購入しローンを払っています。