2011年4月7日木曜日

焦ってもろくなことはない

 今日の3時までに振り込まなきゃと、自転車で銀行に駆け込み、操作がもたついて、間に合ったかどうかわからないですが、その精神状態のままだったので、帰り道で転んでしまいました。
 焦ってもろくなことはありません。そんな時こそ、地に足をつけることが重要です。グランディングというそうですが、両の足の裏でしっかりと地面を踏みしめることが必要です。重心をうんと下げて、そう、そういう時はお相撲の四股を踏むのがいいそうですよ。イチロー選手のバッターボックスに入るまでの動作がそうです。足を真横に開いて腰を落とす態勢です。

 いつぞやのテレビで、お寺の住職のお話しを聴くところがあり、「無量の時間の中で“あせらず”“ゆっくり”“しっかり”」と過ごしなさいというお言葉がありました。この世は仏様の体の中 私たちはその細胞のひとつです。量り知るころできない時間の中で生かされているのだから、小さなことにとらわれず、ゆったりと時間を過ごす心構えが必要だとのことです。

 重心が上にあると、すぐに倒れやすくなりますし、ものの考えも浮ついてしまいます。しっかりとした判断ができなくなります。落ち着いて、重心は下に、両足で大地をつかむ気持ちで...ね。