2007年10月11日木曜日

地方公務員もそうですが国家公務員も・・・

 市町村の役所で、年金保険料を徴収していたときの、横領した職員を刑事告発するしないの話題が出ています。ここにきても、悪いことをしたら裁かれるという法治国家の日本において、公務員は特別扱いのようです。日本の公務員には治外法権があるようです。

 年金問題を見るにつけ、今でもすでに2兆円以上ものお金が消えている状況です。この消えた年金はどこで取り戻すのでしょうか。刑事告発もいいけれど、実際になくなったお金の補填を消費税で賄うのだけはやめてほしいですね。

 「お金がないから税金を上げる」というロジックは一見、利にかなっているようですが、それまで無駄遣いしてきた分はどうするのかが欠落しています。市町村の役所の悪いことをした人を刑事告発するなら、国という舞台で権力を利用して悪いことをした人は告発されないのでしょうか。国税を横領した国会議員はお金を戻さず、裁かれず...でよいのでしょうか。