2011年11月5日土曜日

欲との戦い、それは人間の性ですね

 欲との戦い、これは永遠のテーマです。人間にしかないもの、それが欲です。動物は、必要以上は欲しがりません。お腹いっぱいになったら、それ以上は求めません。にんげんは、お腹がいっぱいになっても、まだ、それ以上を求めます。  欲とは自我、自己中心の考えなのでしょう。欲は、決して人を助けません。自分の欲求を満たすこと以外は何も生みません。また、自我が強い分、そのものが持つエネルギーも強く、えてして、そのパワーは、邪悪な場合が多いです。邪悪であるなら、それはマイナスのエネルギーを引き寄せます。エネルギーが強い分、マイナスのエネルギーを引き寄せる力もつよくなります。  欲は、生きる力を生み出すという人もいます。欲が向上心の源と断言する人もいます。ネットワークビジネスのセミナーなどで垣間見ることがあります。欲から生まれるものは、必ず欲により滅ぼされます。欲が自我の塊であるなら、最後は自我に押しつぶされるでしょう。  人に騙され、その人を恨む。賭けに負け悔む。すべて欲がなせるもので、欲があって行ったことゆえ誰も責めることはできません。欲により人に騙されるのは自分が悪いとなります。  欲は無制限です。欲をコントロールすることが修行なのでしょう。人間は常に欲とは戦っている生き物なのですね。