2007年6月24日日曜日

「非拘束名簿」方式は大反対!

 「非拘束名簿」方式とは、立候補者の個人名で投票すれば、それはイコール、その所属政党支持と判断し、その立候補者個人が獲得した票数を比例代表の政党票として、候補者名簿の当選者数を決めるというものです。

 2001年の参議院選挙で登場した制度で、各党こぞって著名人(いわばテレビによく出ている人?)を擁立、自民党の舛添要一氏、プロレスラーの大仁田厚氏、民主党の大橋巨泉氏、社民党の田嶋陽子氏の獲得した票が政党票となりました。「私の獲得票が多くの人を当選させた」と豪語する発言も聞いたような気がします。

 その後、人気投票のように、テレビの露出度の多いタレント、プロレスラーやスキー五輪選手などが登場してきました。

 島田紳助氏が「こんな国が大変なときに素人が政治をしてはいかん」と言っていました。的を得た発言だと思います。

 大仁田厚氏は、非拘束方式への反対の意思表明で不出馬、変わってヤンキー先生が立候補するとか。でも、大仁田氏は国会で何をしたのでしょうか、乱闘を防ぐ防波堤の仕事でしょうか。郵政法案反対の時の涙の発言はいかがなものだったか。

  日本国民を馬鹿にしている「非拘束名簿」方式、日本の民度はこんなに低かったのでしょうか。