2007年6月27日水曜日

運用について思うこと

 資産運用の相談を受ける機会が増えてきました。20代の若い方から60を超えた方まで、年齢層は幅広く、その運用額も当然のことながらまちまちです。

 運用に関していつも思うことですが、金利を競うのではなく、絶対額を確保することが大事だと考えます。つまり、どの商品が運用率が良いかではなく、どの商品が、自分の目標額を達成できる商品化を考えるべきだと思います。

 運用商品の多くは、投資信託はそうですが、マーケットが上昇局面では利益が出て、下降局面では利益が出ません。ただ、マーケットが下降局面でも、この商品は市場へ卑近よりは上にいっていますよと言うのを耳にしますが、自分の資産が増えていない、イコール良くない商品ではないかと思います。

 つまり、マーケットが上昇しようが下降しようが、自分の資産は増えている事が「ベスト」だと考えます。これはヘッジファンドの考え方です。

 世の中に、「良い」金融商品は存在しません。結果、その人にとって役に立った商品という意味で、「良い」金融商品であったと言うことで、「良い保険だ出ました」「良い投資商品があります」というのは一切あり得ません。これは断言できます。また、皆様が一番気をつけることです。

 自分にとってどうなのか、自分の目標額を想定期間で叶えるのに最も効率的な商品かどうかが、その金融商品を選ぶポイントです。おそらく、それをアドバイスするのがFPの役目だと考えます。市場の動向に左右されない商品はあります。