2008年1月10日木曜日

新テロ特措法が可決しそうですね

 いわゆる「新テロ特措法」が参議院で審議というかたちで決着し、衆議院で与党多数の力で可決しそうです。これにより、自衛隊は再びインド洋での給油活動を再開することになります。
 そもそも、この給油活動は本当に必要なのでしょうか。行動自体は人助けと言うことで良いと思いますし、国際貢献としての人的貢献としての評価は分かりますが、事はそんな表面的な単純なことではないような気がします。「日本とアメリカの関係」という、その一点だけの政府の必死の行動のような気がします。
 国会は国内のもっと大事な問題をそっちのけにしてでも、この「新テリ特措法」のみで二度も会期末を延長しています。これは異常なことです。家のことは顧みず、町内会のことばかりに翻弄している内に一家離散という感じです。国内の経済政策が。景気対策が何にも出てこないのも不思議ですよね。
 「日本を諦めるな」どこかできた言葉を思い出しますが、この言葉、だいじょうぶなのでしょうか。