2007年8月8日水曜日

夏思うこと

 夏の高校野球が始まりました。各県代表といいますが、問題になった他府県の生徒で構成されているなど、私立学校にとっては、甲子園出場はよい宣伝となるようです。昔「大橋巨泉のこんなものいらない」という番組で、高校野球が取り上げられていました。一人のピッチャーが何試合も登板間隔を開けずに投げるのは肩に良くないという内容だったと思います。

 この番組は結構おもしろく、当然と思われているものに疑問を投げかけるもので、銀行の手数料や英会話教室などが取り上げられていました。

 夏は平和を考える時期でもあります。広島、長崎に原爆が投下された日、終戦など、テレビでも戦争をテーマにした番組が放送されます。「はだしのゲン」「火垂るの墓」など、是非残したい番組です。見るたびにボロボロに泣いています。最近は見るのがつらい感じです。それではいけないのですがね。

 戦争はあってはいけないと思います。何があってもいけないと思います。よく、他国に攻められたときに自分で守れないのは良くないとか、家族が襲われたら戦うでしょう、だから軍隊は必要という論理があると思いますが、あなたの子供を戦場に送れますかという論理もあります。軍備を持つと言うことをもっと慎重に、感情ではなく概念ではなく議論してほしいと思います。