2011年1月10日月曜日

アスリートの凄さは

 アスリートはすごい。その技術の高さはもちろんですが、練習への取り組み、なにより、その競技に対する人並み以上の愛情の注ぎ方、そして、その競技に対しての真摯な姿勢が、一流と呼ばれるプレーを見せ、人を感動させるのでしょう。
 アスリートが、他のアスリートに敬意を表するのは、その極限での精神力、逆境で強さにリスペクトしているようです。テレビでトッププロ同志の対談を聞いていると、その部分を強く感じます。一瞬の、ここという時に力を発することができるのが「プロ」です。ここがアマチュアとの違いなのでしょう。
 女子プロゴルファーの宮里藍選手が「もしゴルフの女神さまが一つだけプレゼントしてくれるとしたら何がいい」という質問に対して、「強い精神力」と答えていました。その分野で技術が高いのは当たり前で、なにより、精神力の強さが重要だそうです。
 いざというという時に最大の力を発揮するために、大変な量の練習を積み重ねるのだそうです。契約更改を有利にするために、シーズン後半にホームランを量産する選手よりも、ここ一番に強い選手が感動を与え、印象に残ります。数字ではあらわされない部分なのでしょうかね。
 スポーツは筋書きのないドラマだとよく言います。彼らの、真剣な、体を張ったパフォーマンスに加え、あの強い精神力、見習いたいものです。