2010年2月19日金曜日

アメリカが中国に喧嘩を売っているのでは?

 オバマ大統領はチベットのダライ・ラマ14世と会談したことに対して、中国側が猛反発しています。グーグルの問題、台湾への武器輸出と、ここのところ、アメリカは中国の感情を逆なでしているような感じです。
 昨年12月、中国は米国債を売り越しています。中国の米国債保有状況は、340億ドル減って7554億ドル、それまでの、米国債保有世界第一位から、二位に(一位は日本)なりました。今月や来月のも、米国債の格下げもあるという噂も聞かれます。サマーズ米国家経済会議(NEC)委員長も不快感を表明しています。
 おりしも、オバマ大統領は一般教書演説で、貿易強化を打ち出し、次の5年で輸出を2倍に、200万人の雇用を支援すると宣言しました。貿易において、強敵となるのは中国です。なにやら政治的な意図を感じますね。