2010年2月22日月曜日

韓国がメダルラッシュ、なぜこんなに強いのか

 バンクーバーオリンピック「ゴールデンサンデー」、韓国はお家芸のショートトラックだけでなく、スピードスケートでもメダル獲得で、金4個を含む合計9個のメダル獲得数はアジア勢トップとなります。
 ここ数年の韓国勢の躍進はすごいものがあります。中国も人口が多いからも優秀な選手が発掘できるというのも、中国メダル獲得の理由の一つでしょうが、国を挙げてのスポーツへの取り組みが違うような気がします。
 ソウル郊外には「メダリスト養成施設」があります。選手は1年を通してスケートの練習ができます。スケート連盟には韓国最大の財閥であるサムソンが資金的な後ろ盾を担っています。メダリストへの金銭的な面でのサポートも手厚く、金をとれば、日本円にして一括で約530万円か、終身で毎月約8万円を受け取ることができるそうです。銀、銅メダリストにも金額は違いますが、賞金が支給されます。
 メダリストへの待遇も大事ですが、国を挙げてのスポーツを育成する姿勢、経済的なサポートが必要です。韓国では、ソウル五輪以降経済水準のこう追うとオリンピックなどの世界舞台でのアスリートの活躍は密接な関係があると指摘しています。貴乃花親方の相撲改革ではないですが、スポーツの改革は真剣に考えなければと思います。