2010年9月24日金曜日

常識と真理は違う

「常識と真理は違う」このフレーズもいつまでも心に残っています。
 このブログでも「空気を読むな」という物語コーポレーションという会社の社長の言葉をご紹介しましたが、このフレーズもなかなか奥が深いものです。
 「人間が思ったことが常識となる。真理に沿って生きていれば常識はいらない。」というフレーズがこの後に続きます。大勢に求められたことが常識となり、少数派は排除されるのでしょうか。多数決が必ずしも正しいとは限りません。
 ものごとの本質を見極めるのは非常に難しいです。心の曇った人が多くいて、その世界で多数派なら必ずしもそのことは正しいことなのか。俗世間でいえば、欲が支配している世界での常識は真実なのか。
 何やら禅問答のような感じですが、人の顔色ばかりうかがって、自分でないも判断しない、KYになりたくない心理からの判断は、えてして多数派にすりよるもになり、この「常識は真理とは違う」の精神に反することになります。
 そこには、確固たる自分の信念が必要で、自分に負けない強い心が必要です。何よりも強く念じる、自分が正しいと思ったことを実現するために強く念じることができる精神力が必要ですね。
 「人間の持っているエネルギー凄はい。できる の発想が必要」という言葉で締めくくっていたかと思います。人間はすごいのです。「できる」のパワーはすごいのです。