2010年9月29日水曜日

100万の大軍、恐るるに足らず 恐れるべきは、われら弱き民、一人ひとりの心なり

 「100万の大軍、恐るるに足らず。恐れるべきは、われら弱き民、一人ひとりの心なり」今回もNHK大河ドラマ龍馬伝からの心に残った台詞です。
 長州征伐で薩長同盟が実現した後での、幕府軍は長州を攻撃しました。100万の大軍にたいして数千の一小藩軍。指揮するは高杉晋作。
 結果、幕府軍が一小藩に敗れるという、まさに他の藩に示しのつかない、まさに求心力が低下していくことになる重要な出来事でした。やはり政治の世界でも、選挙など、あるいは内部抗争に勝たないと、求心力がなくなるというのはこういうことなのですかね。
 高杉晋作は圧倒的な不利な状況で、必死に兵士を鼓舞しました。武士だけが戦っている場合ではないと、一般市民も戦う騎兵隊を結成。まさに団結力を高めていくという、絶好の戦略です。
 「100万の大軍、恐るるに足らず。恐れるべきは、われら弱き民、一人ひとりの心なり」もう駄目だと思った時点で、勝負はついているのですね。人生なんども崖っぷちに立たされることがありますが、負ける原因は己の中にあるということですか。強い信念、自分を信じることが大事ですね。そしてあとは感謝を忘れずに。