2011年3月24日木曜日

人が天下を望むのではなく、天下が人を望む

 「人が天下を望むのではなく、天下が人を望む」この後には「器量がなければ天下は望まない」と続きます。いくら自分が欲しいと思っても、環境が、周りが、人が、世の中が望まない限り、其の人は選ばれない。自分をもっと高めない限り、天は選んでくれない。

 自分は何か持っていると、アスリートの中ではやっている台詞のようですが、何か持っているとかいないとかは、天が決めることですね。ここぞというところで力を発揮することが、何かを持っている証拠になるということでしょうか。

 歴史ブームのようですが、戦国時代に、天下が認めた人物はだれなのでしょうか。明治維新のときに、天下が求めたのは誰か。
 平成の乱世で、求められた人物は、小泉純一郎氏と言えるのかどうか。今は乱世のようなものです。今求められている人物はだれなのか。天下が望む人とは。少なくとも都知事選に出馬している人ではないような気がしますが、今の政治の世界にいるのでしょうか。それともこれから現れるのでしょうか。