2012年5月11日金曜日

忘却曲線というのがあります

エバンハウスの忘却曲線というのがあります。これは人の記憶は時間経過とともに忘れていく(逆を返せば覚えている)もので、それを曲線としたものです。具体的には



  • 20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
  • 1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
  • 1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
  • 1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
  • 1ヶ月後には、79%を忘れを忘却し、21%を覚えていた。


  •  となっています。

    これを実生活に活用するとなると、勉強方法に取り入れることができます。勉強では復習が一番大事で、復習しなければ勉強してないのと同じとまで言われているそうです。

      この数字からわかることは、覚えた直後が一番忘れやすく、1週間たってからは忘れる量はあまり変わらないということになります。ここから言えることは、勉強した翌日に1回目の復習、一週間後に2回目の復讐、2週間後にさらに復習、そして、1か月後に復習すると良いということになります。

    本当に、ある意味、真剣に勉強するのは社会人になってからなのかもしれません。その時は、結構頭が固くなっていて、なかなか覚えられないなんてことありますよね。シンガーソングライターのさだまさしさんが、「学生の時に勉強するのは、勉強の仕方を学ぶことだ」と言っていました。古典も物理も数学も、どの教科も、一通り勉強することが大事です。