2012年5月29日火曜日

骨力というのがあります

骨力というのがあります。骨力とは、人生の矛盾を和らげる力だそうです。
世の中は矛盾だらけです。私たち人間は、魚や鳥を貯めて生きていますが、魚や鳥獣は、人間に食べられるために生きているわけではありません。そもそもそれが矛盾だということだそうです。宗教的に、動物を食べないというのもあるくらいですからね。

その矛盾に対して包容力がないと実に生きづらいです。この包容力が重要のようです。

矛盾に対する包容力、忍耐力、反省力、調和力、そういうものを骨力というそうです。

安岡正篤翁の言葉です。

矛盾は常に付きまとうものです。ただ、清濁併せのむということとは、ちょっと違うのかもしれません。真っ正直も大切ですが、融通が利かないのも困ります。あれっ、これもちょっと違うかな。

骨力の中には、たくさんの要素が含まれていますから、どれも正解なのでしょう。