2012年6月26日火曜日

丹田に気を集中

丹田という「ツボ」があります。ちょうどおへそと性器の間ぐらいに位置しているもので、第二のチャクラとも呼ばれていますね。

 ここに神経を集中させ、ここがどっしりとするイメージを作ると、物事に集中できると言われています。

 お相撲さんが「四股」を踏みますね。体を落として、この丹田に力を入れて重心を下げるものです。四股は実に精神を集中させるには理にかなった方法だそうです。足を真横に開いて体を落とし込むだけでも、十分に精神は集中します。

 野球選手のイチロー選手が、必ず打席に立ち前には、この四股に似たポーズで、両肩を交互に中に入れるしぐさをしているかと思います。あれも、この丹田に力を込めて、打席に立つ前に、精神を集中させていると聞いています。

 国語学者の斎藤孝先生は、ものを覚えるのに良い方法は、四股を踏みながら本を読むことだそうです。両足を真横に開いて体を沈め、そのまますり足で歩き回りながら本を読むと、その内容が覚えやすくなるそうです。俳優さんで、このやり方でセリフを覚えている方がおられるとも聞いています。

 私も、セミナーの前では、見えないところで、四股の形で体重を落として丹田に気を集中させます。そうすると、自分の言葉とは思えないセリフが浮かんできて、セミナーが盛り上がることがあります。本当~っという視線が怖いですが・・・

 丹田、昔から武道でも用いられている言葉で、着に集中と言うものでは、どの世界でも通用することなのでしょう。

 「ここ」と言う時に、ぜひ試してみてください。女性の方は人前では恥ずかしいですから、トイレでこっそりとね、スカートの時は気を付けて。何を余計な心配をしているのでしょうか・・・