2012年6月30日土曜日

こんどは「五美」

悪い例ばかり書いてきましたから、今日は良い方を探してきました。論語の中の言葉です。

人を恵んで嫌味なく、
労して怨みず
欲して貪らず
泰(ゆた)かで驕らず
威あって猛からず

これが美しい姿だそうです。こうありたいものですね。

こうなってはいけないことを書いてきましたが、今回は、こうありたいという姿を探してみました。美しいとは、何も見た目がきれいではなく、内面が素晴らしいことです。それは当たり前のことですが、心が美しいとは、自分に厳しく、人にやさしいことなのでしょうね。

周りには、確かに、この真逆の人が多いようでもあります。人間ですから、恨み妬みもあるでしょうし、手柄をひけらかし、それに見合った褒美を求める欲もあるでしょう。

この五つの「美」の境地に至るには、まだまだ修行が足りないのでしょうかね・・・