2012年6月28日木曜日

「五悪」というのもがあるそうです

孟子の性善説を否定している荀子の言葉に「五悪」というのがあります。彼にすれば、この五悪は盗賊よりも悪質だそうです。衆議院本会議を見ていての、昨日に続く第二弾のようですが、これも、たまたま見つけた言葉です。

 1、仕事が良くできて、心が険しいもの
 2、行が偏向して、しかも頑固なもの
 3、言うことが実は偽で、しかも口達者なもの
 4、くだらぬことばかり覚えて、しかも博識である
 5、悪勢力に附いて、しかもよく恩を売るもの

 これらはいずれ世を乱れるものとしています。

 いやはや、これもまた面白いものですな。1、2、は横わかります。ちょっと付き合いづらいですよね。い、に関しては上司につかれると部下はしんどそうですね。

 3、もよくいますね。4、は頭が痛いです。この博識と言うところが曲者なのでしょう。

 5、はたちが悪いですね。恩を売る人いますいます。これ嫌ですね。

 それにしても、昔の人は、よくいろんなことを観察して、端的な言葉で言い表しているものです。うんうんとうなずくものばかりです。

 ちょっと、ここの二日間、あまりよくない人のことを書きました。でも、それを知っておくことは非常に重要です。

 昨日、危機回避のための安全教育があって、講師の方が、犯罪者の心理を知ることで、事前回避を行おうと言っていました。その通りですね。敵を知って己を知るではないですが、犯罪者の心理を理解することは重要です。

 今回、嫌な人のことを知って、こうならないように気を付けようということで、とらえていただければ嬉しいです。自分自身も、昨日のことも含めて、こうならないように、 気を付けたいです。