2007年7月11日水曜日

二条城が危ない?

 京都の二条城で国の重要文化財に指定されている本丸御殿のうち、2棟が、震度6強以上の地震で倒壊する恐れがあるというそうです。市は春と秋に実施している特別公開を今秋から中止し、本格的な調査に入るそうで、再開には5年以上かかる見込みだそうです。

 そのほか、京都東山の慈照寺銀閣、奈良の大仏殿金堂も、耐震に問題があるとか。日本の宝が危機にさらされているそうです。

 京都は昔から地震が少なく、風水上からも都として最適として選ばれた土地です。だから大丈夫では...というのもおかしな話でしょうね。

 日本の古くからの建築方法で、式のある国の知恵を結集した工法であると思いますので、、当然地震にも大丈夫なように作っているのではと期待します。釘を一切使わず、パズルのような複雑な柱と柱の組み合わせなど、まさに芸術の域を超えたすばらしいと思います。

 いにしえの技術と現代の技術の融合に期待します。