2007年7月27日金曜日

「売り」が重要

 株価が大きく上がったり下がったりで、ここのところ「下がったり下がったり」ですかね。アメリカでのサブプライムローンの問題でのアメリカ株価下落、円高も手伝って大きく日本の株価は下げています。まさにアメリカがくしゃみすれば日本が風邪をひく感じです。

 ヘッジファンドのユーロ売りも加速されているとか。世界的なユーロ高の方向性が変わるのか、大きなお金が動くときは要注意ですね。

 参議院選挙も間近に控え、マーケットは少し動揺気味なのでしょうか。地震に原発問題、消費者物価指数の下落とあまり株価には良くないニュースばかりですが、基本的には日本株は強気と思います。日経平均株価が18,000円を大きく割ったら目をつぶって買い、というのはダメですかね。

 私のパートナーで、システムトレードを管理している人が、株価上昇を期待しての「買い」の利益より、「売り」の方が大きく儲かると言っていました。つまり、株価上昇でも「売り」が利益を得ていると言う事です。なるほどね。今年は株価は上昇でしょうが来年からは下落するかもしれないと言う話もあります。株価が上向きでも下向きでも利益を得るには「買い」と「売り」の両方の方法が必要です。

 これからは「売り」の手法が重要だと思いますよ。