2009年2月23日月曜日

アカデミー賞に日本の映画が2つも受賞、政治的においが

 昨年、ノーベル賞を日本人が3人も受賞しました。経済学賞に至っては、当時のブッシュ政権に対する反体制派のポール・クルーグマンが受賞しました。ノーベル賞と国際政治の関係は聞いたことがありますが、日本に米国債を購入してもらうために、日本人に多く受賞させたという話を聞いたことがあります。
 ちょうど、世界経済が困窮のなか、アメリカ経済の復活のキーになる米国債の引受先に関して、日本や中国への配慮は並々ならぬ物で、ちょうど明日、緊急の日米首脳会議が開かれます。麻生総理への絶好のおみやげが日本映画2作品のアカデミー賞受賞です。かなり穿った見方ではありますが、ノーベル賞のことを考えると、このタイミングで日本映画へのオスカー授与は、かなり政治的なにおいがします。ザ・日本というべき時代劇の作品やハリウッドスターと競演した世界的な俳優も受賞できなかったのが、まさに日本的な納棺というテーマで受賞したこと、有力候補がイスラエルの映画であったことなど、やはり、米国債引き受けへの布石のような気がします。
 日本人として大変喜ばしいことと心から思いますが、最近はものごとを斜め読みする癖があり、どうもタイミングが良すぎるような気がします。アカデミー賞授賞式にあわせ、日米首脳会談をセッティングしたのでは、それもアメリカに麻生総理を招いたということ、う~ん...