2009年2月16日月曜日

シングルモルトを飲んだぞ

 昨日、モルトウイスキーのバーに行きました。マスターが懇切丁寧にウイスキーのことを教えてくれました。葉巻をくゆらせながらウイスキーの香りを味わうのだと言っていました。いろんなものが混ざる前の状態のものを飲むというのがお店のコンセプトの世婦で、常連の方が、葉巻をくゆらせ、ウイスキーを飲みながら本を読んでおられました。まったりとした時間を過ごしました。
 モルトの本場はイングランド、おそらく本国ではゆっくりとウイスキーを味わっている場合ではないのでしょうが、それは日本も同じですかね。
 まずはテイスティンググラス、これは日本酒もワインも同じ大きさだそうです。鼻までの距離が一定であることで、どの種のお酒も平等にテイスティングするのだとか。
 そこにボトルからモルトウイスキーを注ぎます。私はバーボン樽で熟成したもの、友人はシェリー樽で熟成したものでした。そしてマスターがグラスを回して香りを出してサーブしてくれました。その後は決してグラスを回してはいけないそうです。
 この時点で飲むと、鼻につんとくる感じでしたね。でも香りは十分楽しめました。まだボトルから出して堅い状況だそうです。10分たつと、自然に飲めるようになるそうです。それまで葉巻を楽しむという趣向だそうです。
 次に、そのグラスにスコットランドの水を少し垂らすそうです。そうすると、また鼻にきつい香りがしますが、その後は自然に飲めるようになります。ここで、日本の水はだめだそうです。ヴォルビックはよいそうです。
 なかなかうんちくがすごかったですが、楽しかったですね。カウンターがとても高く、お酒を拝むようにして飲むからだそうです。
 知らないことがたくさんありますね。ちなみにそこは東急東横線日吉駅「BAR VALHALLA」です。白髪の紳士がお一人でやっておられました。