2009年2月6日金曜日

金融機関は相当厳しいです

 私が日々業務を行っているなかで、資金融通の場に出会わすことがあります。まさに現場の話ですが、今、世界でも名だたる金融機関ですら、自分のお金が引き出せないという資金不足に陥っているようです。
 銀行からの融資が降りずに、黒字でも破綻するというアーバンコーポレーションの例がありましたが(もっともUBS問題も関与しているようですが)、日本綜合地所が破綻したというニュースがありました。金融市場の混乱という表現が、破綻関連記事には必ず登場してきます。
 海外から日本に送金した場合、日本でそのお金を引き出せないということが何件もあります。大きなお金が日本国内に支店がある銀行(邦銀は当然)に振り込まれれば必ず日本銀行に通知され、金額によってはそのお金の使途を問う書類の提出が必要になります。その書類に問題がなくても引き出せないという状況があります。海外事情を理由にしていますが、海外からの送金は本当に気をつけましょう。
 金融市場の混乱は、まさに実感していますが、香港でお金が引き出せない事例は数件、送金ができない事例もあり、現場は本当に行き詰まっています。私も、今の仕事で、このようなことを体感するとは思ってもいませんでした。