2008年12月12日金曜日

創作四字熟語発表

 お恥ずかしながら、創作四字熟語が公募され年末に発表されていると言うことは知りませんでした。あの俵万知さんが審査員をつとめているそうです。住友生命保険が行っているようですが、保険会社って結構ユニークなことをやっていますね。第一生命保険がサラリーマン川柳を募集していますし、明治安田生命保険は、その年に生まれた赤ちゃんに多くつけられた名前の調査を行っています。いずれもその時代の世相を推し量るには実におもしろい企画ですね。
 今年の四字熟語には株式投資をもじって「株式逃避」、クリスマスケーキから「暗増景気」など、金融ネタが多かったそうです。リーマン・ブラザーズの破綻から「兄弟減価」というのもあるそうです。
 食に関するネタも多かったそうで、餃子事件からは行政処分をもじって「餃制処分」、有名料亭から「回惜料理」があるそうです。
 麻生総理ネタでは、漫画好きから「慢親総理」、日銀総裁不在から「中央無人」など、社会風潮からは、医療現場を鋭くついた、救急病院から「窮々病院」や、介護士不足の在宅介護ならず「外託介護」などがあります。
 個人的に心を痛めたのが、不老長寿ならず「苦労長寿」です。後期医療制度など、長生きすればするほど苦労するなんて、本当にいやな世の中ですよね。
 それにしても、皆さん本当にお上手です、どれもこれも的を得ていて感心するばかりです。流行語大賞よりかはこっちの方が好きですね。