2008年12月18日木曜日

非正規雇用者について

 日経新聞に非正規雇用者と正社員の違いが載っていました。現在、総務省の調べでは、2007年の正規従業員数は3,441万人、非正規雇用者の数は1,732万人で、全体の33.5%を占めるそうです。この数字は2006年より0.5ポイント上昇しているそうです。
 雇用される期間が大きく異なるもので、正社員は定年まで、非正規雇用社員は半年、二年など期間限定となっています。働き方が自由と言えば聞こえはいいですが、生活が安定していないとも言えるでしょう。
 厚生労働省の賃金構造基本統計調査では20~24歳の男性正社員の平均賃金は月20万5,200円、50~54歳では43,1,300円となっているそうです。非正規雇用者の平均賃金は23万900円と、若いうちはいいですが、年齢が増すにつれて、両者の賃金の差は拡大していきます。
 奥様がパートというのは良く聞きますが、ご主人が派遣社員というケースもよく見かけられます。自由な働き方はいいと思います。ただ何をするのにもお金は必要です。せめて貯蓄、そして運用でお金を増やす工夫を心がけておいてほしいと思います。こんな時に真っ先にいじめられるのは非正規雇用社員ですからね。