浅田真央が、前回のNHK杯で、ことごとくジャンプを失敗し、屈辱の自己ワーストの8位に終わりました。なぜ、あんなにジャンプを失敗したのか。
実は、いま彼女は、ジャンプを作り直しているそうです。今までは得意なジャンプしかしていなかったそうです。得意なジャンプの方法に磨きをかけて高めてきました。
ところが、ルールが改正され、6種類のジャンプが必要になりました。不得意なジャンプの習得のために行ったのが「破壊的建設」だそうです。
つまり、今回のジャンプの失敗は、その変革の過渡期の現象のようです。
破壊的建設、言葉通りに解釈すれば、いったん今まで積み上げてきたものをわざと壊して、そこから新しいものを生み出すという、かなりリスキーな方法のようです。
しかし、時としてそのような手法は必要で、逆に総取替でないとなにも変わらないこともあるようです。破壊からしか生まれないこともある。考えさせられることです。
浅田真央の今後の復活劇が楽しみです。