2011年2月8日火曜日

天職と適職は違う

 ずいぶん以前に誰かに聞いた言葉です。魂が求める仕事と、お金を稼ぐ仕事は違うということだそうで、何もスピリチュアルな話ではなく、本当にやりたい仕事と、お金を稼ぐ仕事は違うということです。
 やる意義のある仕事や行動はありますが、お金に直結していないこともたくさんあります。武士は食わねど高楊枝というわけにはいきませんからね。
 それでも、世のため人のために行うことは、まわりまわって、自分にもよいことが巡ってくるものです。因果応報ですかね。
 今の仕事が本当にやりたいことではないといって、簡単にあきらめるのではなく、それが人のためになっているのであれば、まずはとことんやりぬくというのも大事だと思います。転職は決して後ろ向きなことではありませんが、転職の仕方、動機が大事です。
 私も転職経験がありますが、転職により、サラリーマンでの社内競争に背を向けたのは事実です。いまだに、出世している同期たちには心から尊敬します。私はそのレースから逃げ出したのですから。今は自営ですが、あのままサラリーマンを続けていたら、はたして出世していただろうかと考えます。
 人それぞれに、必ず天からの使命があります。それを日頃の仕事で行うのか、違う場面で行うのかは異なります。天職と適職、考えさせられますね。