2011年2月20日日曜日

チャンスは平等、結果は不平等

 ビジネスにおいて、いや、人生において、すごく重要な言葉です。誰にでも起業する門は開かれています。投資をする環境は誰にでも平等に提供されています。誰にでも、大金持ちになるチャンスは十分にあります。でも、その成果は、行動の結果は、人によって異なります。結果は必ずしも平等ではありません。もし、結果が平等であるなら、それは社会主義国です。今の社会主義国家でも、決して結果が平等ではありませんね。
 努力すれば必ず結果が良くなるというわけではありません。効率的な力の入れ方、効率的行動には知恵が必要で、無駄なことにいくら努力しても、非効率は解消されません。しかし、努力は必ず報われます。今まで汗を流したことが無駄だとわかることも、これも立派な成果です。次回の行動の改善点になるからです。努力した人が全員金持ちになる社会は、これはこれで不平等です。一生懸命勉強して努力して、知恵を駆使し、効率的行動を学んだ人にとっては、とてもたまらないことになります。頭が必要です。頭を鍛えることが必要です。
 努力した人にしか奇跡が起こらないのも事実です。世の中、ラッキーはありません。ラッキーを誘い込むのも実力です。それまでの行動や考え方、思考の前向きな改善が生んだ結果です。努力したのに報われないのは当たり前です。努力の仕方が間違っていたと思いましょう。
 人が、成功への方法を教えてくれることは決してありません。すべて自ら学び、自分で考えるものです。人が与えてくれないから、教えてくれないからというのは、その時点で負け組の仲間です。
 チャンスは平等でも結果は不平等です。