2011年2月23日水曜日

即決できる決断力を身につけるには

 古田敦也前東京ヤクルトスワローズ監督の話です。
 キャッチャーというポジションの特性で、瞬時に物事を判断しなければならないことが多くあります。ほんの数秒で、バッターを見て、状況を判断して、ピッチャーにサインを出します。内外野に指示を出します。
 古田氏が日ごろ気を付けていることは三つあるそうです。一つ目は、時間を守る癖をつくことです。限られた時間にいろんなことをジャッジしなければならないので、お尻が決まっているという感覚を常に身につけることが大事だそうです。時間を守るということは自分に厳しくすることにもつながるのでしょう。
 第二に、大勢に影響のないことは即決する癖をつけるということだそうです。例として昼食のメニューを決めることを挙げていました。Aランチ、Bランチ、Cランチがあって、どれにしようか迷うことに時間を使うのはやめよう、今日食べてまずかったら明日違うのを食べれないいという話でした。これは性格もあるのでしょうが、どうでもいいことは意識して即決することをしましょう。
 第三番目は、決めたら一生懸命にすることだそうです。一生懸命やれば駄目な結果でも悔いが残らないというそうです。決めたことに後悔はしないことだそうです。それが大事だそうです。
 さすがに、一時代を気付いた人の経験談は本当にうんちくがありますね。