2011年2月21日月曜日

変化は進化

 昨日、ファイナンシャルアカデミー主催のイベント「お金の教養フェスティバル2011」に参加しました。竹中平蔵さんの講演に始まり、4講演あり、最後が、東京ヤクルトスワローズ前監督の古田敦也氏の対談でした。何をやっても格好いいですね。実績を残した人は、立ち振る舞いから発言から、どれをとっても格好いいです。実績は、成果はその人そのものを変えてしまいますね。
 その中で、恩師野村克也氏から、古田氏が選手時代に言われた言葉だそうです。「変化しないと何も進化しない」これを当時の野村監督は言い続けていたそうです。でも、そうとう強権だったそうで、コーチや選手はピリピリしていたそうです。それも、のちにマネージャーとなる古田氏の、反面教師の部分だったそうです。
 成功例を持っている人ほど、変化を望まないそうです。イチロー選手がシーズン中でも、打撃フォームを変えることは、絶対にありえないことだと、依然何かで聞いたことがあります。彼は、まさに「変化は進化」を地でやっているのでしょう。でも、イチローの場合はぶれない一つの信念のもとで、変化を受け入れているような気がします。
 でも、変化を受け入れないと、いつまでも現状維持で、その場所から抜け出すことはできません。進化する手目には、今よりもさらに高めを目指すためには変化が必要だと、古田氏は述べていました。大半の日本人は、この変化を受け入れないような気がします。その風土を打破することが、何よりも必要なのでしょう。