2011年2月9日水曜日

理がたちすぎれば成り立たず

 やはり、あるドラマの中でのセリフです。ものの本には、理とは理屈・道理を意味すると書いてあります。この後に「命がけの思いが人を動かす」「理におぼれると心が沈む」と続きます。
 理屈ばかりこねても人の心は動かすことはできない。本気で、命がけで相手と向き合わなければ、なるものもならないと諭しています。捨て身の思いが喜びとも表現しています。
 ものの道理も時と場合には大事です。道理に物事が成り立つのも真理です。しかし、いざという時に、切羽詰まったときに、人の心を動かすのは本気の心、命がけの思いが窮地を救うのです。理は時として邪魔になることがあります。理がたちすぎると成り立たず。理におぼれると心が沈むことになるのでしょう。
 本気の心とは、命がけの思いとはなんでしょうか。