2009年1月10日土曜日

2008年上場企業倒産件数は33件

 2008年の上場企業倒産件数は33件でした。2002年が29件でそれまでの最高でしたが、戦後記録の更新となりました。上場廃止後に倒産した企業を併せると34件になります。
 昨年はずいぶん遠い過去のような気がしますが、直近のことで、どの企業が倒産したかもすでに定かではありません。不動産・建設となっている企業は24件/33件、うち不動産となっているところは16件/24件です。
 おもな企業では、レイコフ(不動産)、スルガコーポレーション(不動産)、真柄建設(建設)、ゼファー(不動産)、三平建設(建設)、アーバンコーポレーション(不動産)、創建ホームズ(建設)、シーズクリエイト(不動産)、新井組(建設)、ニューシティ・レジデンス投資法人(不動産)、ノエル(不動産)、ダイナシティ(不動産)、モリモト(不動産)、ダイヤ建設(不動産)などなど。
 負債総額のトップはアーバンコーポレーションで2,558億円、上位10社はすべて不動産か建設です。月別では10月に多く、次いで9月、秋口に倒産が多かったです。まさに「リーマン後」でした。