2009年1月30日金曜日

あの「ブッシュ靴」が像になった

 バグダッドで記者会見中のブッシュ米大統領(当時)に靴を投げつけたイラク人のザイディ記者をたたえる「靴の像」が同国北部ティクリートに作ったそうです。ティクリートは故フセイン元大統領の故郷です。この靴の像には「栄光と寛容の像」と名付けられているそうです。台座には「われらの口が真実を語るまで沈黙を」などと刻まれていてこの像は彼に対する最も控えめな感情(称賛)の表現だと語られているそうです。
 拘束中のザイディ記者は先月14日、会見中に「犬め」と叫びながら左右の靴をブッシュ大統領に投げつけたもので、「外国の元首への侮辱」の罪で起訴され、昨年末に公判が予定されていましたが延期中だそうです。
 あのシーンを見て、世界のどれだけの人が、自分の感情をあの記者側に持っていったでしょうか。ブッシュ前大統領は、後に歴史で、どう評価されるのでしょうか。