2009年1月15日木曜日

レーザーディスクよ、さようなら

 パイオニアは14日、直径約30cmの円盤に映像や音声を記録するレーザーディスク(LD)のプレーヤー生産を3月で終了すると発表しました。1981年に発売され1990年代に普及したLDの歴史が終わろうとしています。
 国内大手メーカーで最後まで生産していた同社の累計販売台数は約360万台。1998年モデルを最後に新製品の開発を停止しており、在庫がなくなり次第、販売も終えるそうです。修理などのアフターサービスは当面続けられます。主に、カラオケや映画鑑賞に使われていましたが、カラオケでは通信カラオケに押されるばかりです。
 我が家では、LDは高嶺の花でしたから、残念ながらお目にすることはありませんでした。友達が持っていたのをうらやましく思った物です。これも時代の流れでしょうか。そういえば、スナックに飲みに行けば、自動でLDを取りに行くアームの突いた大きなボックスがあったのを覚えています。
 ふとテレビをつけると手塚治虫の鉄腕アトムが放映されていましたが(今度アメリカでもアニメ映画として登場するそうですが)、近未来の設定が、もう手の届くところまできているのではと感じますね。
 Back to The FutuerⅡで、未来の家庭が描かれていましたが、主人公が家に帰れば空間にスクリーンがあって、 言葉を発することで、スイッチのon、チャンネル操作ができるというシーンがありました。これももはや、目の前のことのような気がします。
 HONDAのロボットがアトムに返信するのもそう遠い話ではないのでしょうか。