2009年1月26日月曜日

朝青龍が優勝しちゃいました

 大相撲初場所で朝青龍が復活優勝を遂げました。場所前はさんざん攻撃をしていた相撲協会やマスコミまでもが手のひらを返したような反応です。朝のテレビ番組で、北の富士、大鵬のかつての土俵際の例を出して今回の朝青龍の件と重ね合わせて報道していました。横審とか言うグループは何の発言もないですね。場所前に、朝青龍はだめだとかこれで引退だとか言っていた人たちはどうしてテレビに出てこないのですか。
 テレビ視聴率は優勝決定戦で35%と、連日の観客動員や話題性からかなり相撲人気に貢献しています。そもそも相撲は格闘技ではないのでしょうか。強い選手が勝つのが格闘技です。気持ちが高ぶれば。勝負中のだめだしや勢い余っての行動はよくあることです。それをおもしろおかしくいちいち取り上げるマスコミの品のなさも感じられた場所だったような気がします。
 朝青龍の髷を結っていた方(千代の富士の髷も結っていた)が、朝青龍の後輩の面倒見の良さを話していました。NHK大河ドラマ「篤姫」の名台詞ではないですが、片方を見て沙汰するな。。。少し意味合いが違いますが、ある側面だけでその人すべてを否定する風潮はいかが何ものかと思います。あまりにも日本人は行儀が良すぎると感じます。伝統を重んじることは大賛成ですが、格式にこだわるあまり大事なことが見え何のもどうかと思います。伝統浜持つものですが、形式は時代に流れに対応するのが良いと思います。少し抽象的ですが格闘技は強いものが勝つ(八百長はだめよ)ものです。
 それにしても本割りで白鳳が勝って、決定戦で朝青龍が勝つ。本割りは協会等の対面を保って、決定戦で実力勝負、ちょっと穿った見方ですが、本割りの朝青龍の立ち会いからそんな疑惑を感じてしまいます。最近、ものごとをまともにみられなくて...