2009年1月13日火曜日

朝青龍、勝てば官軍

 マスコミなど、朝青龍がたたかれまくっています。そもそも、休場中にモンゴルでサッカーをしたということで、日頃の態度や日本人横綱がいないなどの欲求不満が爆発したような感じで、本来の格闘技は強さを求めるものからほど遠い話題が注目されています。横綱の品格だの国技だの、相撲だけ特別視されているようです。横綱審議委員会はいったい何なのでしょうか。ここ2日勝ったら「気合いが感じられる」と、場所前の横綱総見でのボロクソな批評はどこへやら。たしか貴乃花は1年近く休場していなかったでしょうか。
 かつて、小錦が横綱に昇進できなかったときは、詳しい事情は知りませんが、相撲はえこひいきだと感じたものです。魁傑ファンで、北の湖に勝ったときはテレビにむかって叫んでいたときから相撲ファンです。朝日国や先代貴ノ花との長い取り組みは印象的でした。私の母は、横綱栃錦にファンレターを送ったぐらいのファンで、その影響からか、夕食を食べながら相撲を観戦するのが我が家の日課でした。
 フジテレビでは小倉キャスター発言が問題となっていましたが、相撲協会の不祥事は、あきれるというか腹立たしいというか、北の湖もその栄光を汚したような気がして残念です。そもそも横綱審議委員会ってなんなのでしょうか。非常に違和感というかあの存在に不快感を感じます。
 頑張れ、ヒール!頑張れ、朝青龍!