2009年1月22日木曜日

日本の政治はどうなるのか...

 民主党石井一副代表の麻生総理への代表質問が批判されています。当然でしょうが、12問の漢字問題を総理に出すという、なんとも情けない風景が、我々の税金を使って行われました。周りの人も止めなかったのでしょうかね。
 アメリカの民主党は、華々しく希望の星が感動の演説を行い、全米の一新の期待を集めています。かたや日本の民主党は、良識ある長老が、我々の税金を使い、貴重な質問時間を無駄に使っています。これが日米の永遠の差なのでしょう。
 官僚政治からの脱却、官僚支配から政治主導へと、声高に政治家が叫んでいますが、これは言い換えれば、今までずっと、政治家が無能だといいううことをカミングアウトしているように聞こえます。国のトップがころころ変わり、一内閣一閣僚といっておきながら内閣改造で大臣がころころ変わる。大臣就任は長くても2年、これじゃなんにもできません。大臣はタダ大臣になれればそれで箔がつくので、地元の陳情にも答えられます。「元大臣」の肩書きを取りに行っているようなものです。その人の能力は関係なく、所属グループからの推薦で大臣になれます。よく言われる当選回数順というものです。若いと大臣になれないのです。
 アメリカは4年は、どっしりと政策ができます。中間選挙という、2年に一回は国民から評価されます。日本は選挙をしなくても、総理大臣は内輪で決めることができます。
 話が変わりましたが、国会質問の情けない状況を見ると、同時に華々しいオバマ大統領の姿を見ると、考えさせられることが多いです。