2009年1月22日木曜日

27歳の若者があの感動の演説を書いた

 20日に就任したオバマ米大統領の就任演説原稿の責任者だった首席スピーチライター、ジョン・ファブロー氏は弱冠27歳だそうです。演説草稿はワシントンの人気コーヒーチェーン店などで書き上げたそうです。
 東部マサチューセッツ州出身。地元の小さな大学を03年に卒業後、ジョン・ケリー民主党上院議員の陣営に参加し、2004年大統領選に出馬したケリー氏の演説草稿を担当したのが政界とのなれそめだそうで、なんと23歳の頃です。
 オバマ氏との出会いは同年夏の民主党大会で、基調演説を練習していたオバマ氏に言い回しを具申したのがきっかけだと新聞には書いてありました。オバマ氏は「多様の統一」を訴えたこの演説で全国的に知名度を高め、大統領選の階段を駆け上ることになったのですから、恐るべし23歳です。2005年にオバマ陣営に参加したそうです。
 言葉は人を魅了します。言葉は人に感動を与えます。言葉はその人を裸にします。
 今日本の政治家の言葉が軽んじられていて、底が浅いといわれています。失言は本音ですからね。言葉には言霊が宿んでいます。言葉は相手の心に突き刺さり、一端発したらもう二度と消えることはありません。言葉には言霊が宿んでいます。
 それにしても、オバマ大統領のスピーチは感動しましたね。